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エラスムスの交換留学について

こんにちは、はやとです。今回はヨーロッパの学校プログラム、エラスムスの留学制度についてお話しようと思います。(あくまで自分のいた学校からの視点です。)


Erasums(エラスムス)とは?

エラスムスとはヨーロッパ内の学生交換プログラムです。大学以下の学校でも行われていて、一度にいくつかの国からの学生が集まることが特徴です。

ヨーロッパの全ての国が参加しているかは分かりませんが、私のボランティアしていた学校にはスペイン、トルコ、ルーマニアからの学生がやってきました。
またイタリアの大学に通う友人はこのプログラムを通してドイツの大学に留学していました。


プログラムの内容

さて、実際に何をするのか?今回は私が所属していたScuola mediaでの体験を紹介したいと思います。先ほども言ったように私たちの学校にはスペイン、トルコ、ルーマニアからそれぞれ4人程度ずつ学生がやってきました。期間は1週間でその間に近くの街や文化施設への課外学習など、様々な活動を行いました。
私たちの学校はカターニアでしたので、エトナ火山を登ったり、G7も開催されたタオルミナ(Taormina)へ訪れたりしました。

エトナ山の溶岩から彫刻を作る現場への見学
安倍元首相も訪れたタオルミナ。とても綺麗な街でした。

ちなみにこの期間の私の役目は生徒達の写真と動画を撮ることでした。笑
そしてプログラムの最終日には動画を発表させてもらいました。

彼らのコミュニケーション手段は?

多国籍なプログラムで気になるのは、コミュニケーション手段ですよね。この前の記事でも言いましたが、シチリアの子達はあまり英語が話せません。エラスムスが始まる前からどうするのだろうか?と気になっていました。
しかしプログラムが始まるとそんな心配は全然いらないことに気づきます。子供達って共通言語がなくても仲良くなれるものなのですね。休み時間にはお互いの遊びを身振り手振りで紹介しあっていて、エラスムスの素晴らしさが伝わりました。

サッカーのゲームで遊ぶルーマニアとトルコの生徒。

ちなみに他の国から来た学生に関してはみんな英語がとても上手でした。それぞれの学校でも多分来る前に選抜みたいなのがあるんだと思います。またスペイン語とイタリア語は同族のため、共通の単語とかで理解しあっていて面白かったです。
(スペインから来た1人の学生はイタリア語も流暢で、本当に伝わらない時の通訳を担当していました笑)

終わりに

今回はエラスムスについて紹介しました。エラスムス、とても素敵なプログラムですよね。日本も近くのアジアの国とこのような交換留学制度があればいいななんて思っちゃいました。


ではまた次の記事でお会いしましょう!


番外編

ドイツに留学していたイタリア人の友人に誘われ、大学生のエラスムスイベントに参加しました。カターニアにも色々な国からの学生(本当に学生かってくらい大人に見える人もいましたが笑)が来ていて、よくパブなどでイベントを開催していました。自分が参加したのはビアポンのイベント。

ビアポンは相手のコップにピンポンを投げ入れ、入ったら相手はビールを一杯飲む。全てのコップにピンポンを入れた方が勝ち、といういわゆる飲みゲーです。

自分達もビアポントーナメントに参加してみました。
結果は初戦敗退。相手は手慣れてる感じでしたね。ですが、参加費5ユーロほどでたくさんのビールを飲むことができました笑

もしヨーロッパにエラスムスの友人がいる場合には、こういったイベントに参加してみてくださいね。

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