SNSでイラストを発信してるのにお仕事にならないと相談されたお話。

先日、ある人から

「イラストのお仕事ってどうしたら受注できるんですか？」

という相談を受けました。
その人は普段は接客業で働いていて、日々イラストは描いているけど全然お金にならない、どうしたらイラストを描くことで生活していけるのかというお悩み相談でした。

な、な、なんと…！！

イラストレーターになりたい、どうしたら…みたいな相談はよく受けるのですが、彼女に対しての私の感想は…

「えー！マジで！？そうやったん！？」

でした。

彼女は知り合った当初からすでにイラストを描いていたので、10年以上は描き続けているんじゃないかな。
SNSでもマメに発信していて、展示をしたりイラストのオーダーを受けたりの活動をよく見ていたので、ウソやんーー！？っていう。

そこで。
なぜ彼女のイラストがお金になっていないのか…ということを考えてみますよ。

先に言葉を選ばずに結論から言うと…

「趣味で描いているように見えるから」

というのが一番大きな理由ではないかなと！
これは、イラストや絵のクオリティではなくて、スタンスのことね。
そしてプロ意識を持ってオーダーを受けてるはずだからそこに対する本人の意識のことでもなくて、外からの見え方のことです。

さて。
急ですが、ちょっと自分の話をしまーす！

初対面の人に

「何をしている人ですか？」

と聞かれる時、私はだいたい「イラストレーターです」と答えるのですが、そうすると

「普段は何を？」

と聞き返されることがわりとあります。

…普段は？

普段…普段……、

寝てるか漫画を読んでるかかな…！！

なんて関西人の私でも気軽に答えられるはずもなく（だって初対面だからね！）。
ちなみに説明しておくと、この質問は

「（オマエの趣味の話ちゃうねん）普段はなんのお仕事でお金を稼いで生活してんのかい？」

という意味ですよー！

こういうやりとりが非常にめんどくさくて、昔は「デザイン関係のお仕事ですう〜ごにょごにょ…」と濁して答えておりました。

…と、自分語り、終わりーーー！！

そうなんです。
世間では「イラストはお金にならない」とか「絵は趣味で描くもの」というイメージがあることは否定できず、それは「世間からはズバリこう思われています！」ってことではなくて、普段そこに関わることのない人たちはイラストレーターというお仕事について知らないというだけね。
（ウチだってイラストとかデザインとか音楽とか以外のお仕事のことよく知らないし、そういうこと！うん）

なので。

イラストレーターという職業や絵で食べていく世界を知らない人たちに向けてSNSで発信しても、「この子絵うまいなー」「たくさん描いててすごいなー」「プロになれるんちゃう？がんばって！」…なんなら、「趣味や特技があるって羨ましい！」で終わってしまうことが多いのではないかと思われます！！

ということで、ここからは

「これは趣味ではなくてお仕事っす、いや、ビジネスっす！」が伝わるようにしていきましょう。
おーー！！！！

そのために具体的に…を考えてみようと思ったけど、長くなりそうなので今日はここまで。

気が向いたら続き書くかもー！書かないかもー！

なるほどと感じた方は、どうしたらいいのか一度考えてみてくださ〜い！ね！