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【タスキ】マネタイズ視点

友人に親が司法書士で自分も資格を取って、ゆくゆくは後を継ぐつもりだ、という人がいる。

以前、飲みの席で『自分が継いだら事務所をどんな風にしていきたいか』という話になったのだが、その際の言葉が印象に残っている。

それは『稼ぎはいいから○○の仕事をしたい』という言葉だった。ちなみに○○には、社会貢献性は強いがマネタイズしにくい事業の内容が入る。

僕の完全なる主観だが、2代目以降の方で(そしてまだ継いでない方で)彼のように社会貢献性押しで稼ぎは別に良いと発言する人は一定数いると考えている。そして、あまり金銭的に困窮した経験がなく、恵まれた環境にいた人の発言ではないかと考えている。

ちなみに学生の頃なんかは僕もそうだった。海外ボランティア等に関わって、分かりやすく社会貢献云々と言ってた時期もある。

僕の場合、転機として営業経験がある。
飛び込みやテレアポをして、仕事を得ることの難しさやお金なしに事業は回らないなと痛感した経験はとても大きかった。商売とこういうことなんかと。

以前この対談を読んで、チャリンチャリンビジネスというかキャッシュを回すことって大切だよなぁと思った。
【亀山敬司×やまもといちろうが語る“働き方指南”(1)】会社選びのポイントは成長率と安定収入

社会貢献性の高い事業をやりたいということは悪いことでも何でもない。
ただ、事業はマネタイズの視点を持たないと回らないのも確か。キャッシュってガソリンみたいなものだと僕は思うし、継ぐ側はその視点も大切にした方が良いと思っている。

#タスキ #事業承継 #ビジネス #お金

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