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SIGMA fpとGodox XProで #おうち時間 を楽しむ環境を構築

4月に入り、すっかり非常事態宣言な世の中になってしまいました。個人的には2月頃からオンオフ問わず引きこもり生活絶賛継続中です。

まだしばらくこの状況が続くと思われるので、これを機会に自分の部屋を簡易的にスタジオ化して、お家でも撮影を楽しめる環境を整えることにしました。

といっても使えるのは3畳程度のスペースですが...。

まずはfpでもストロボ多灯できるようにしたい

これまではストロボを必要とする場合は、Pentax KP内蔵フラッシュをマスターに、クリップオンストロボをスレーブとし、赤外線同調で光らせていました。

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内蔵フラッシュが被写体に影響しないように、ニコンの内蔵フラッシュ用赤外パネルを使用しています。

この場合困るのが、本体とストロボの位置関係によってはストロボ側にマスターの光(赤外線)が届かず、同調しないことがある点。
さらにfpを撮影に使おうとした場合、本体にストロボが無いので同じ方法では外部のストロボを同調させられない点です。

ということで、1灯だとしても本体から離れたところにストロボを設置するなら、ワイヤレスコマンダーとそれに対応したストロボが必要になります。

fpに対応しているワイヤレスコマンダーについての情報を調べると、Nissin(イルコさんYoutube)と、GodoxのXpro(価格.com口コミ)が見つかりました。

そもそも対応しているコマンダーがあるのか自体不安でしたが、選択の余地まであるようで一安心です。そしてこの二択なら金銭面的にGodox一択となり、自然と購入対象ストロボもGodoxとなります。

手元にあるNeewerTT560よりも発光量の高いものを希望すると、TT600がお手頃そうです。もう一つの候補にTT685がありましたが、バッテリー内蔵であること以外相違がなさそうでしたので、より価格の安いTT600を選びました。

手元にあるNeewer560はGodoxTT600の発光に同調させればよいので、引き続き頑張ってもらいます。

ちなみにGodoxの最新のコマンダー X2Tもおそらく使えるのだろうと思いましたが、少し古いとはいえ上位機であるXproとの価格差があまりないことと、画面が大きい方が使いやすそう、ということでXproを選びました。

口コミ通りXProでちゃんと発光してくれました

XProは主要各社用が揃っていますが、残念ながらシグマ専用がありません。

とはいえ価格の口コミから、fpでもオリパナ用とペンタックス用が使えることがわかっているので、問答無用でペンタックス用のXpro-Pを選択。

シグマ専用ではないデメリットとして、fpではTTLが機能しないといった制限がある程度かな、と想定。もともとTTLを使う予定は無いので、レリーズに同期して設定通りに発光してもらえればOKです。

実際に使ってみると、問題なく発光してくれました。XProからTT600への光量変更操作も問題ありません。

強いて言えば、XProをしばらく操作せずスリープに入ってしまうとレリーズを押しても反応しない、という事象が発生しましたが、これはXPro本体側でスリープしないように設定することで対処できます。
※KPではレリーズを押せばスリープ解除され発光します。

それ以外、マニュアルで操作するだけであれば問題なさそうです。TTLが機能するかどうかはそもそもテストすらしていません。

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天井からの光は突っ張り棒で解決

これで2灯ライティングが可能になりました。表現の幅が広がりますね。

1灯はスタンドに取り付けて横から。もう1灯は上から照らしたいと思ったものの、悩みます。

天井に固定するようなアンカーを打ち付けるわけにもいかない。
真上から撮影する用のスタンドに取り付けるのは都度調整が面倒そう。

何か良い方法がないかなとAmazonをぶらつくと、こんな商品が目に入りました。

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UTEBIT マジックアーム 11インチ + スーパークランプ

ポールに固定できるクランプに、さらに1/4インチネジが付いたアームを取り付けられる商品のようです。

部屋の壁と壁の間に突っ張り棒を取り付けられれば、好きな場所にクランプを固定できるし、クランクのついたアームはストロボの光軸を好きな角度で固定するのも簡単そうです。

即購入して実際に取り付けてみました。

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アームを折り曲げてストロボを上に向ければバウンスになるし、アームを伸ばして光軸を被写体や背景紙に向けることもできます。素晴らしい!

アーム中央のハンドルを閉めるとアームの関節部の角度や回転部分ががっちり固定される仕組みで、かなり自由度が高いです。本体はアルミ合金とステンレス製とのことで剛性も十分です。

もっと光源と被写体を近づける必要がれば、ちょっと面倒くさいけど突っ張り棒自体を下ろせばいい。

これでストロボの配置問題は解決です。

こうなるとマクロレンズが欲しい

そもそもここまでして何を撮りたかったかというと、お花でした。これまでは、いつまで興味が続くかわからない物撮りの環境を揃えることに躊躇いもあり手を付けていなかったのですが、このコロナ禍を切っ掛けにしようと思った次第。

で、実際にたまたまリビングに飾ってあった花をつまんでfpで撮影してみると、しっくりこない。

fp用に寄れるレンズがないからだとすぐに気づきました。
55mmや120mmのタクマーにヘリコイド最大に伸ばしても、足りない...。もっと近づきたい。

KPにD FA MACRO 100mmだと納得の撮影ができることから、結論としては「fpで使えるマクロレンズ買おう」。

いろいろと検討した結果、最終的には純正となるSIGMA 70mm F2.8 DG MACROをお買い上げ。

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画質と価格のバランスの良さ、室内で物撮りするに丁度良い長さ、という点が決め手でした。

これで準備完了です

あとは背景紙やその固定スタンド、レフ板やアンブレラなど必要なものを購入し、物撮り環境が最低限揃いました。

しばらくはライティングのお勉強も兼ね、引きこもり静物写真生活を楽しんでいこうと思います。

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よろしければ次回もご覧ください。では~

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