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中原中也記念館訪問記

久々の投稿になります。
前回、中原中也の京都時代の集合写真の記事を投稿しました。
今回、山口の湯田温泉にある中原中也の生家跡に建つ中原中也記念館を訪問してみました。

記念館と岩波文庫版の中原中也詩集の2ショット!
中学時代に買った本だから活字が小さくてこの歳では読むのが辛いです!昭和の文庫本だから今よりも小さな活字なのです。新幹線の中で読み直してみましたが視力の耐久限界を痛感しました。

幾時代かがありまして
小さい活字が読みにくい
幾時代かありまして
手元の活字が読みにくい

記念館の前には中原中也が郷里山口と京都、東京とを往還するのに乗っていた山口線の枕木が敷き詰められています。もちろん中也の存命中のものではなく後世の枕木でしょうけど。

中也の幼少期からあるカイヅカブキの木と中也生誕の碑です。

現在開館30周年の企画展として「ダダイスト中也のノート」が開催されています。若き日の中原中也が高橋新吉の詩集の「ダダイスト新吉の詩」に影響を受けて、ダダの詩を創作ノートに綴ります。この創作のノート「ノート1924」が作られてから今年2024年は100年になります。展示されているのは原本の複製品資料ですが、精密に再現されておりノートの使い方、推敲の跡など様々なことが読み取れます。また通常展、企画展とも資料や解説がすばらしく中原中也が好きな人、文学が好きな人は是非訪れてみてください。

前回の投稿でテーマにしていました京都時代の中原中也の集合写真の撮影場所についても今回の企画展でご紹介いただきました。

企画展「ダダイスト中也のノート」の公式サイトはこちら(2024年7月28日まで開催)

記念館を訪問したあとは湯田温泉の足湯でほっこりとしてから帰路へ。

#中原中也 #山口 #湯田温泉
#中原中也記念館 #一度は行きたいあの場所
#文学散歩


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