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家族3人でタイ渡航成功までの怒涛の日々 【準備編】

渡航制限の中、私たち家族がタイに戻ってきて1ヶ月。
忘備録としてジャーナルには書いていたけど、ありがたいことにいろんな方から問い合わせを頂いたりして、自分の経験ももしかしたら誰かの役に立つのかもしれない、発信してみようかなと思い立ちました。
ただ、私たちが渡航した時と今では手順も変わり、私たち自身の状況も非常に特殊なので、その点は参考にならないかと思います。それでも、大使館との交渉や渡航制限中の渡航など、なかなか経験できないことを体験したので(経験したかったわけではないけど)、気軽に読み物として目を通して頂けると嬉しいです。

まず私たちの情報を少し。
4年前からタイのチェンマイに家族3人で住んでいます。
現在娘が6歳。今年3月にこちらの幼稚園を卒園したタイミングで日本に一時帰国しました。新学期が始まる5月に戻る予定でしたが、日本でもタイでも緊急事態宣言が出され、タイへの飛行機すら飛ばない事態に😱

私たちのビザは娘が学生ビザ、私が保護者ビザで、夫は観光ビザで行き来していました(こども1人につき、保護者1人しかビザが取れないため)。
そんな中、今年初めに思わぬ所から夫の元に臨時収入が入り、今のままでは夫は入国できないかもしれないし、入れたとしてもその際のストレスをなるべく軽減したいと、思い切って6月にタイランドエリートに入会しました。しかし、コロナ禍で日本に会員カードを送ってもらうこともできず、空港でビザを取得することもできず、入国後バンコクのイミグレでしかエリートビザが取れないとか。エリートなのに全然優遇されないのね😓

というわけで、これは
学生ビザと保護者ビザ、ビザなしエリート会員が家族でタイ渡航に挑戦したお話
です。


7月に入ってすぐ在タイ日本大使館より、タイヘ入国できる7つのカテゴリーが発表されたと連絡がありました。その中には学生とその保護者も入っていました。

これでようやく帰れる!🙌

「詳しくは出発国の大使館に問い合わせるように」とのことだったので早速問い合わせると…

「まだ正式な連絡が来てないので、何にも決まってません!必要な情報はサイトに適宜載せます。個人的にあなたにだけ教えるなんてことしません!電話でなんでも聞けると思わないでください💢」 ガチャッ

…いやいや…「問い合わせろ」って言うから問い合わせただけやん。もっと他に言い方あるやろ…😰

というわけで、見事に砕け散り、言われた通りくる日もくる日も大使館のページをチェックするも何の変化もなく😩

あ〜もう帰ってくんなってことかなぁ…

なんて、あきらめかけた月も半ばの7月15日
ようやく、ようやく!
大使館のページに入国許可証(COE)申請の手順が掲載!
(しかも英語版が先 なぜ😓)

7月末よりタイ国籍を有しない者のための特別便を定期的に運行予定。
現在タイに入国するためにはその特別便に搭乗し、大使館発行の入国許可証(COE)の提出が必須。

COE申請に必要な書類は
①有効なビザ、もしくはリエントリーパーミット
②Declaration Form (サイトからダウンロード)
(学生と保護者の場合;)
③在学証明書
④戸籍謄本
⑤covid-19の治療もカバーすることを明記した10万ドル以上の英文医療保険証
⑥ASQホテルの予約確認書(http://www.hsscovid.com)

①〜⑥を全部PDF化して番号を振り、まとめて大使館に送信

①、②、④は問題なし (いや、まだエリートビザ問題があったんですが、それは後述)。すぐに手配しなきゃいけないのが③、⑤、⑥。
っていうか、飛行機の日程がわかんないのにどうやってホテルとるの⁇
とりあえず7月末は間に合わないから、8月に照準を合わせてできるところからやろう!

7月16日
学校に在学証明を出してほしいと相談すると快諾してくれ、すぐにPDFを送ってきてくれました。はやっ!感謝感謝です。

7月24日
何軒かのホテルに問い合わせていたけど、そのうちの一軒から空きありとの返事をいただき、予約決定!
そこに決めた理由は、まず日本人通訳の方がおられたこと。日付がまだはっきりしないので、キャンセルポリシーをきちんと確かめる必要があり、これだけでもストレスだいぶ減りました。
そして、ここなら家族3人で同じ部屋に滞在でき、5日前までなら変更、キャンセル無料というのも大きな決め手の一つ。とりあえず8月14日〜にしてもらって予約確認書を送ってもらいました。

7月27日
戸籍謄本を取りに行くついでに懇意にしている保険屋さんに寄って、保険契約。
長期で、しかも10万ドル以上となると、そこで扱っているのは東京海上のみ。治療費に10万ドルあれば良いので、その他の項目はなるべく削ってもらいました。今回、問題になったのは保険の期間で、1年にすると1人30万ほどかかるとか😱さすがにそれは難しいので、私と娘のビザが2月までということも考慮して半年間の契約にすることに。それでも1人9万ほどかかりました。

7月29日
午前中の内に英文の保険証がPDFで送られてきました。ちゃんと「治療・救援」のところに”including COVID-19 “の文言が。さすが大手。仕事が早い!
着々と資料が揃ってきた。受付開始と同時くらいにメールを送れるようにしとこう。

7月31日
とうとう特別便の日程が出た〜〜〜!8/13、21、27 (先週の時点で8/7の便の発表はありましたが、保険やホテルが間に合いませんでした)。
保険もホテルも8/14からにしてる🤦‍♀️ホテルはまだしも、保険の日程をずらすのは難しいなぁ…。
というわけで、21日の便を目指そう!
急いでホテルに連絡し、日程を変更できるか聞くとあっさりOK。助かる〜。「新しい予約確認書は週明けに」なんて言ってたのに、夜21時くらいに送ってきてくれたし、本当に感謝しかありません。

8月3日
おそらく今週中に21日の便の申込みが出るはずなので、その前にエリート会員は入国できないか領事館に問い合わせてみました。
まず電話で、すでにエリート会員になっているが、ビザは入国後でないと取得できないと言われている、入国すれば問題なくビザが取れる、会員カードは写真でよければ証拠として提出できることを伝えると、意外と親身に聞いてくださいました。タイランドエリート社とのやりとりや会員カード等の資料をとりあえずメールで送ってほしいと言われたので、速攻で送信。OKもらえますようにっ‼️


こうして改めて書いてみると、準備も結構慌ただしくて、大変だったなぁ。
でもこの後の大使館との攻防戦の方が100万倍大変だったので、それと比べれば全然カワイイもんです。


次はその大使館とのやりとりをupしたいと思います。


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