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絵本紹介【ぬくぬくげんき ぼくのたいおいん】

 何度だったら熱があるの?どうして熱は上がったり下がったりするの?絵本を開いて、体温のことを知ろう!!

【文字数・・・ちょうどいい】
【内容・・・・少し難しい】

【コメント】
 コロナ禍での生活、朝の検温が当たり前のルーティンになっていますよね。私も毎日、登園前に、二人の子ども達の検温をしています。

   コロナが流行る前には、よほどグッタリしている時くらいしか、子どもの検温なんてしていませんでした。だから子ども達も、自分の体温なんて気に留めない生活をしていました(早くそんな生活に戻れる日が来ることを願っているのですが・・・)。

 しかし、今、検温は日常の中ですっかりおなじみの行為であり、その役割は重要なものです。登園前はもちろん、お店や施設に入る時にも、自動検温器が置いてあったり、係員の人が丁寧に一人一人の検温をしてくれています。

 体温というのは、それほど重要な健康の指標であり、体からのサインなのです。

 子ども達も、「熱があったら幼稚園に行けない」「熱があったらお出かけせずに、おうちで休まないといけない」ということはよくわかっています。

 しかし、そもそもなぜ熱が出るのか、ということや、普段の自分の体温はどうなっているのか、ということに関しては、疑問に思う以前の、関心の対象外のことでした。

 しかし、このコロナ禍での毎日の検温、子ども達に自分の体温のことや検温の大切さを考えるきっかけになってほしいと思い、この絵本を選んでみました。

 お話はまず、男の子が検温をし、熱がないのを確認してから予防接種を受けるところから始まります。

 そこで体温に興味を持った男の子、毎日検温をしてみることにしたのですが、あれれ?寒い日も、暑い日も、毎日体温は同じくらいだぞ!?

 ここで、「暑い日は熱く感じるから、熱があるはず」と思っていた男の子がかわいらしく、子ども達も親近感がわくのではないでしょうか。

 そこから、散歩の途中で出会った病院の先生に体温のことを色々教えてもらう男の子。

  暑い日や寒い日、なぜ体温は上がり過ぎたり下がり過ぎたりしないのか。

  どうやって体温は一定に保たれているのか。

  なぜ病気の時に熱が出るのか。

  とてもわかりやすく教えてくれます。年少さんでは少し難しいと感じる子どももいるかもしれませんが、ゆっくりと、一緒に学んでいく感じで読んであげてほしいです。

 自分の体について知ることはとても大切で、興味深いことだと思います。

 この絵本は「からだはすごいよ!」というシリーズで、他にも種類があるのですが、どれもわかりやすく面白いので、どんどん紹介していこうと思います。

 このマガジン内では、私のオススメする絵本をたくさん紹介しています。                                                                            主に未就学児への読み聞かせや、一人読みの練習にピッタリの作品をピックアップしているつもりです。
 子どもに絵本を読んであげたいけど、選ぶ時間がない方、どんな絵本がいいか決めかねている方のお役に立てれば幸いです。
(一人読みの練習については、記事内の【文字数】や【内容】を参考にしてください。)

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