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負けるなバンドマン!バンギャ!

負けるなバンドマン!

V系バンドに限らず今は本当にバンドマンが少ない。
いや少なかったのが更に少なくなった。

なぜ?

まずは単純に経費の部分が大きいだろう。
アイドルになる人の方が人口が多くなってるのは、それだけが理由ではないとしても、その部分は少なからずある。

まず機材が高い。
ギターやベースだと基本的に20万前後のモノを使ってる人が多い気がする。
ドラムはフルで揃えたら30万だと安い方。
ボーカルはマイクだけあればできる。
ちなみに俺のマイクはゼンハイザーのe945なので興味がある人は調べてみて。
そこから自分の好きな音やバンドに合う方向性の音を作るために楽器隊は機材にこだわる。
そこまで揃えて初めて、"バンドを組もう"という流れがほとんどだろう。

そこからレコーディング、レコーディングした音をまとめるMIX、音源の方向性や曲間を決めるマスタリング。
CDを売るとしたらプレス。
衣装を着るとしたら衣装、メイクをするならメイク。
グッズを作るならグッズ制作。
機材が多いなら機材車。
PV撮るならPVやアーティスト写真。
スタジオ代なども。

最低でもこれくらい。
もう一度言う。
V系だけではなくバンドは最低それくらいかかる。

それが故に最初の活動資金を準備できない人はバンドがそもそもできないことが多い。
事務所に入れば資金は融資されるだろう。
しかし、それは事務所という会社に活動資金を借りてるようなもので自分たちが資金を出せないから一緒に運営していくという形に近いものがほとんどだろう。

前の記事でも書いたけど、今はただでさえ希望が少ない世界になってる。
赤字覚悟でバンドに資金を突っ込めるほど心に余裕がない時代なのかもしれない。
だからバンドマンが更に減る。

でもなぜアイドルは増える?
単純に運営という大人が動員面や制作面での経費を負担してグッズはほぼ確実に半分以上入る契約がほとんどだから。
全部がそうじゃないとしても単純に個人単位の赤字リスクは回避できる。
あとはLIVEで機材の転換の時間がないからより多くの出演者をブッキングできることもプラスに働いてるのだろう。
音楽番組などで楽器隊がエアーだったりするのは単純にCMの間の数分でマイクの調整などできるわけないからだ。
そういう流れからもアイドルになりたい人口が増えてきている。

と、ここまで書いたが、そういうのじゃない。

V系も再び盛り上げていこうよ。
諦めるなよって言いたい。
俺は夢を追う姿を見てもらいたい。
その姿を応援するのが夢って言ってもらえるように。

「バンドマン!負けるな!」
俺は負けたくない。
「バンギャ!負けるな!」
友だちがメンドル界隈に行って戻ってこなくても自分が好きなモノを信じていいんだ。

NAMELESSが始まって2ヶ月。
本当に1番感じる。

バンドがとにかく少ない!
バンドマンもとにかく少ない!

俺はジャンル変えたりはしたけどずっとバンドにこだわってきた。
これからもNAMELESSで歌っていく。
力を貸してくれ。
事務所には今のところまだ入らないつもりだ。
自分たちの力で出来ることを全力でやっていく

メンバーみんなが願ってることは1つ。
"永く続けたい"

とにかく"自分に負けないで"
君の"好きなモノ"を信じて!

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