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断食できるメンタリティはこれからの時代必要だと思う

数年前からトライしてみたかった「断食」

・体がリセットできる
・胃腸が休まる
・肌もきれいになる
・お財布にも優しい
・災害時に強い

様々なメリットがあるのになかなか手が出せなかった。
やるなら塩と水だけの本気のやつがやりたい。
となると、日数も必要だし、サロンワークをしながら10日以上やり遂げる自信がなかった。

サロンを退職して、ようやく重たい腰が上がったという感じ。

食と体のスペシャリストからだコンシェルジュKOUさんに相談したら、まずは7号食からやってみては?とアドバイスいただいた。

7号食とは、玄米だけで16日間過ごす(最後6日間はお味噌汁も)というもの。
0.7合の玄米を1日3回に分けて食す。
それ以外は×。カフェインのある飲み物も×。ひたすら玄米のみを食べ続けるという。

うん、今ならできそう。

ということで、同じく断食に興味を持っていた夫とともに、こうさんのところへ話を聞きに行った。

KOUさんの食に対する知識と経験は半端ない。
「塩だけでも1時間はしゃべれる」というこうさん。
お味噌つくりやら、添加物に関するお話会やら、みりん作りやら、引き出しがとても多い。

玄米食の中で唯一許されているのが、黒ゴマと塩。
黒ゴマはビタミンE、塩はミネラルを補うためだ。
まずは塩から1時間かけてすり鉢ですっていく。そのあとは黒ゴマを1時間。

パウダー状になるまでするよ!

今日は圧力なべで玄米を炊いてくれていた。
ちなみに冬は寒いので、ゆっくりと熱を通すために土鍋で炊き、夏は暑いので圧力なべで手早く炊くらしい。

ふっくらとたけた玄米。
爪先ほどの量を口に含み100回噛んでみる。
じんわりと甘みが口いっぱいに広がる。

「あぁもう飲み込みたい」という気持ちをおさえて、70回、80回と噛んでいき、100回目になったころにはほとんど溶けてなくなっていた。

次は自分ですった黒ゴマ塩をふって、ぱくり。

「なにこれおいしい!!」

黒ゴマの香りと、甘みのある塩。これだけで玄米の味がぐっと引き立つ。
そしてまた100回噛む。

今までちゃんと食と向き合ってこなかったな。
今まで一体何を食べてたんだろ。

様々な思いが、噛むごとに湧き上がってくる。

これが3日目ともなると、感情爆発して、離脱する人がもっとも多いのだとか。

玄米ご飯とお味噌汁。
ゆっくり時間をかけていただく豊かさ。

これを豊かだと思う人もいれば、物足りなく思う人もいる。

「豊かさってなんだろうね」
と3人で語り合うその時間は確実に豊かだった。

5キロの玄米と、KOUさん特製のお味噌を購入し準備は万端。
黒ゴマ塩はお土産にいただいた。

今月27日から16日間。玄米7号食に夫婦でトライしようと思っている。
レポートはまた!


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