アラサーで3回目の転職。仕事は何度変えたっていい。
※この記事は2024年1月に一部追記しています。
こんにちは!会社にいない会社員のはつせです。
アラサーなのにすでに人生3周まわってるよね、と近しい方に言っていただくことが多く、そんな私の経験を備忘録として残していきたいと思いnoteを始めました。
ちょっと長くなるかもですが、自己紹介を兼ねて今までの経歴をまとめてみたので、興味のある方はゆっくり読んでいってください。
最終学歴高校卒業
高校卒業後の就職先は、航空自衛隊でした。
自衛隊に入隊してから約10年間、航空機整備士として勤務。男性社会なので、まさに紅一点。10年間も男性社会で生きていれば、良い思い出も、苦い思い出もたくさんあります。
10年も経つと整備の現場では中核メンバーとなり、航空機を整備する計画を立てたり、関係部署と連携して安全に航空機を飛ばせるように整備を行うのが私の仕事でした。
バラバラに分解した航空機の整備を終えて、試運転。コックピットでジェットエンジンの振動を全身で感じる瞬間がなんとも言えない気持ちよさで、「整備士してるな〜!」「自分かっこいいことしてるじゃん!」モードになれるのがけっこう好きで。笑
試運転を終えて、無事に空へ旅立つ航空機の姿を見る時の達成感もたまらないものがありました。
ただ、航空機整備士の仕事は体力勝負。女性の私は男性と比べれば圧倒的に力がありません。
どんなに知識や技術を身に付けても、いずれ女性整備士はバックオフィス業務になる。そうなった時にも現場と変わらず達成感を味わうことができるのか、と考えるようになり、看護師への転職を考えるようになりました。
退職時には、今も思い出すのがトラウマレベルの騒動があったのですが、今となっては人として色んなことを学べる良い機会だったなと思ったりしてます。
死ぬときに後悔しないために生きる
看護師になって3年ほど総合病院の病棟勤務をしていました。がん患者さんの手術、抗がん剤、放射線治療などの看護が主なお仕事です。
たくさんの患者さんと関わらせていただきましたが、ほとんどの担当患者さんはがんの終末期でした。
看護の現場では常に生死と隣り合わせ。たくさんの方の人生に関わらせていただき、何にも変えがたい学びや気づきを得ることができました。
何より、目の前の方のお役に立てる仕事にやりがいを感じていました。
一方で、毎月のように担当患者さんをお見送りする日々が続き、看護師として目の前の人に何ができるのか悶々とする毎日。どんなに寄り添っても、余命を延ばすことはできないし、看護師として無力感を感じていました。
そんな中、今の私の原動力になっている言葉をかけてくださった方がいました。
「あなたは本当にやりたいことできてるの?」
「好きなように生きて、行きたいところに行ってね。」
「死ぬときに後悔する生き方しちゃダメだよ。」
この方は初回の入院時から担当看護師として関わっていた方。夜勤の巡視中に訪室した時のことでした。
看護が本当にやりたいことではない、という思いが伝わっていたのかと思うと、看護師として恥ずかしいあり方だったのかもしれない。と今になって思うのですが…。
その患者さんは経営者でもあり、充実した人生を送ってきたのだとよくお話を聞かせていただいていました。
その夜勤の巡視中のやりとりがきっかけで、自分の人生やあり方について考えるきっかけになったのです。
「このままでは死ぬときに後悔する。やってみたいことに制限をかけずに、チャレンジしてみよう!」
そう決めて総合病院を退職し、独立することにしたのです。
フリーランスを経て動画クリエイターへ
ウェブマーケティングやセールスなど、新しく学ぶことが山ほどありました。何もかもが心底楽しい!
当時は協会に所属していたので、いつかは自分ひとりの力でゼロからビジネスを展開していていきたい。そのために学びたい、という気持ちでいっぱいでした。
それから起業塾やセミナーなどに自己投資をするうちに、情報発信の一つとしてYouTubeを始めました。
人に動画編集をお願いするお金の余裕がなかったのもあり、自分でやることに。それがきっかけで動画編集の魅力にとりつかれ、いつのまにか動画編集者として法人からお仕事を受注するまでになりました。
興味・関心の惹かれるものに直感でとにかくチャレンジしてみる。ということを始めてから、私の人生は大きく変わっていったように思います。
人生を自分でコントロールできている感覚
この感覚があることで、人生の満足度が格段に上がることを身をもって経験できました。
もちろん上手くいかないこともありましたし、これからも困難に直面することはたくさんあると思います。
でもそれは、自分の思考や行動次第でどうにでもできる困難だと思うのです。
現時点での私はフリーランスとして生活をしていますが、もしかすると会社に雇用される道を選ぶかもしれませんし、動画編集者として事業を展開するかもしれません。
どちらにせよ、環境や自分以外のもののせいで自分の人生をコントロールできなくなる、という考え方は違うと思っていて、どんな環境でも、視点や捉え方次第でいくらでもコントロールできるのだと思っています。
※2024年1月追記
この時にお仕事を受注していた法人は、現在私が所属する会社です。2021年7月「会社にいない会社員」爆誕です。
転職しながら考えればいい
アラサーで3回の転職を経験してきて思うのは「本当にやりたいこと、人生の目標は転職しながら考えればいい」ということです。
もちろん今の仕事を続けながらやりたいことを見つけて、準備をしてから転職というのもありだと思います。
ただ、やりたいと思いつつも、きっかけを待っていつまでも一歩踏み出せないのはもったいない。時間には限りがあるからです。
一度でもやってみないとしっくりくるのか分からないですし、転職することを重く捉えすぎて行動できないのはもったいない。というのが私のはたらくことへの価値観です。
今の私にとって最高に楽しくて、理想の未来をつくるためにこのお仕事を通してやり切りたい!と思えるのが、動画編集者。
動画編集や制作を通して、画面の向こう側にいるクライアントさん、ユーザーさんの笑顔を想像することがとにかく楽しくて、心が満たされます。
もっとたくさんの人が、本当に楽しみながら挑戦・成長し続けることができる仕事に巡り合って、心からの笑顔で生きることができたら、世の中もっと明るくなって、朝目覚めるのが待ち遠しくなる生き方ができると思うのです。
自分たちの子ども世代、次世代の人たちが
早く社会に出てはたらくことを楽しみたい!
と思える世の中をつくることが、私が叶えたいビジョンです。
私ひとりにできることは小さいことかもしれません。半径3メートルの範囲からでも、同じビジョンを共有できる仲間と一緒に、叶えたいビジョンに向かって熱くはたらく人生を楽しんでいきたいと思っています。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
また気が向いたら人生や働き方の価値観をnoteに書くと思います。
「もうちょっとこの人の話聞いてみてもいいかな?」なんて思ってくれた稀有な方は、ぜひフォローと記事のいいねをしてもらえると嬉しいです。
それでは、また。
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