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インスタ疲れ

疲れた。
ふとそう思った。

Instagramのストーリーに映し出される友人たちの日々、それに反応するコメント、自己承認欲求の塊と批判する人、そうやっていろんな意味で「みんなが格好つけるために寄ってたかる場所」のような気がする。


わたしはデザインすることが昔から好きだった。母のガラケーで写真を撮ったり、将来つくると決めた秘密基地の設計図を考えていた。子どもながらに「お洒落なモノは素敵だなぁ」と思っていた。キラキラして見えた。

Instagramにストーリー機能が追加されてから、その気軽さが好きで、いろんな写真をレタッチしたり落書きをしてアップしていた。

でも、ある時「意外と承認欲求強いよね」と言われた。
そうかもしれないと思った。
でも、どこか違うと叫びたかった。


インスタ映えはどうでもいい。自分の好きなものを載せて、もし同じものが好きなら声をかけてほしい。違ったらそっと次の人の投稿を見てほしい。
そうして同じ趣味や好きなものについて話したいと素朴に思った。ただ、インスタ映えの世の中、みんなが同じ一括りにされる。
そっとしておいてほしい。


そこからVSCOに逃げた。別にフォロワーはいない。それでいい。
一応、Instagramのbioにリンクを載せた。自己紹介代わりとして。
誰かと巡り会いたい気持ちが消えなかったからかもしれない。
ただ、Instagramの通常の投稿を滅多にしなくなった。
ストーリーは気まぐれに、でも確実にアップする回数は減った。


相変わらず生き苦しさはあるけれど、
ちょっと楽になった。



のあ

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