【Microsoft Azure】AZ-104の合格体験記
MicrosoftのクラウドサービスAzureの認定資格であるAZ-104に挑戦し、合格しました。
この記事では、AZ-104の合格体験記を述べたいと思います。
これからクラウドサービスの学習を始める方、すでに学習を始めている方に向けて、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。
最初に断っておくと、私は非エンジニアのゴリゴリ文系ビジネスマンです。
勉強を始めたきっかけ（のようなもの）
現代のビジネスマンにとって、ITの理解は、昔言われた「読み書きそろばん」と同じぐらい必須のスキルとなりつつあります。
特に、AzureやAWSといったクラウドサービスの知識は、今後のビジネスシーンでの競争力を左右する重要な要素となるでしょう。
しかし、現状では、これらのクラウドサービスを理解し、活用できるビジネスマンやエンジニアはまだまだ少ないのが現実です。
こうした問題意識もありAzureの勉強を始めました。
AWSでなくAzureにしたのは、AWSに比べてAzureを勉強している人が少なく、将来的に、より需要が高まるだろうと思ったからです。
クラウドサービスのシェアはAWSが首位ですが、MicrosoftのAzureの伸びもすごいです。Microsoftは、ChatGPTでお馴染みのOpenAIとのパートナー提携をしており、今後、Azureのシェアは更に伸びることが予想されます。
AZ-104とは
Microsoft Azureの実装・管理・監視に関する専門知識を証明するための認定試験です。
試験に合格すると、認定資格としてAzure Administrator Associateを得ることができます。
Azureの基礎知識を問われる認定試験にAZ-900（認定資格：Azure Fundamentals)があります。
AZ-104は、このAZ-900の上位試験にあたり、中級レベルに該当します。
試験の概要と受けてみた感想
概要
試験時間：100分
試験問題：50問（出題パターンは後述します）
合格基準：700点／1,000点
受験料：23,000円→高い！
出題パターン
全50問は3つのセクションに分かれていました。
次のセクションに移ると、前のセクションの見直しはできませんので注意が必要です。
セクション1：通常問題38問
Azureに関する知識全般について、択一選択や複数選択、ドラックアンドドロップなどで答えるセクションです。
セクション2：シナリオ問題6問
課題とその解決策が提示され、解決するか否かを「はい」「いいで」で答えるセクションです。
このセクションだけ、セクション内の見直しができません。
セクション3：ケーススタディ問題6問
架空の企業のケーススタディが示され、関連する問題が出題されます。
試験を受けてみた感想
のちほど詳しく述べるUdemyの模擬問題と全く同じ問題が半分ぐらいは出題されたと思います。これらは100％正解できた自信があります。
一方で、テキストにもUdemyにも記載のない問題が半分ぐらいあり、これを解くのがしんどかったです。
問題を解き終わった後、合否は微妙かなと思いましたが、800点で合格することができました。
勉強の流れ・勉強時間など
私は、あらゆる資格試験について、まずは模擬問題や過去問を解いて、試験のレベル感を掴んでから、テキストを読むことにしています。
これは試験勉強の鉄則です！
AZ-104の場合、Udemyの模擬問題をまずは4回分解いてから、テキストを読んで体系的な理解を深めました。
平日は1日1時間ぐらい勉強して、約1ヶ月、トータルで30時間ぐらい勉強したイメージです。
AZ-104は、暗記しなければならないことが多くあります。
以下の記事でご紹介している暗記アプリが役に立ちます。
勉強に使った教材など
模擬問題
😀UdemyのAZ-104 :Microsoft Azure Administrator 模擬試験問題集
おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Azureの試験における日本語の文章、ある意味、独特です。
流暢な日本語とは言えないし、何を問われているのかがよく分からない時があります。
この問題集は、実際の試験で出題されるのと同じ問題が収録されています。何度も解いて、試験のクセや、全体感を掴むことが大事です。
【注意】
Udemyの問題集は、様々な人が出しています。
購入にあたっては、評価の星の数をよく見ましょう。
星の数が低いものを選ぶと、回答が間違っていたり、解説が少なかったりして、かえって勉強の妨げになってしまいます。
テキスト
AZ-104の市販テキストは、リックテレコム社の白本とインプレス社の黒本の2種類しかないと思います。
私は両方買いましたが、リックテレコム社の白本が圧倒的におすすめです。
試験で問われる内容がコンパクトにまとめられており、また、付属の演習問題も実際の試験問題に近いため、試験に合格するのが目的であれば、こちらの本が良いと思います。
一方、インフラエンジニアとしてAzureをしっかり学びたいということであれば、黒本をお勧めします。ただ、試験には不向きだと思います。
😀リックテレコム社の白本
おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
🥹インプレス社の黒本
おすすめ度 ⭐️⭐️
YouTube
😀【一緒に学ぼう】Azure資格取得への道
おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
AZ-104試験対策としてピカイチの動画だと思います。
3回分ありますが、3回見終われば相当理解が進んでいると思います。
この方のチャンネルには、他にもAzureの機能や用語について解説してる動画も多数ありますので、ぜひ、参考にしてみてください。
さいごに
クラウドサービスが世の中に広まるにつれて、その重要性は日増しに高まっています。私たちビジネスマンがこの流れを理解し、自身のスキルセットに取り入れることで、新たなビジネスチャンスを掴むことができるでしょう。
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