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ストロング先生爆誕秘話

主治医をストロング先生と呼んでいて


色々あって、主治医は病院で先輩や後輩の医師からも
「ストロング先生」
と呼ばれるようになっているらしく


それは、本当に、申し訳ねえす…


ただ、私のネーミングセンスも秀逸ではあると自負していて
以下を勘案すると「ストロング先生」という呼称は適格である


①防衛医大ご出身の元自衛官
 午前中に89式5.56mm小銃をぶっ放し
 午後にケガした自衛官の傷口をマキロンで消毒(予測)

②IC(インフォームドコンセント)がめっちゃストレート
 「自然に治りますか?」「治りません」
 「治りますかね」「分からない」
 「自分で調べたんですが来年まで20%くらいでは」「そうだと思います」

③毎日必ず受け持ち患者のベッドを見回る
 少なくとも私が入院中に知り得た限り、これをルーティンにしている医師はストロング先生だけであった
 入院患者の様子を見に行って雑談することを機会訪室というらしいですが
 患者会とかで聞く限り、なくなりつつある良き文化な気がする
 機会訪室しても看護師の給料あがらないからね…

ちな②ICがめっちゃストレートは、本当に大事だと思う
慰めの言葉や中途半端な楽観主義は、深刻な状況であればあるほどに無意味である


現実的にどうなるのか?ということを確り受け止める必要があって
そのためには「医学的にどういう状態か」を伝えないといけない


伝える側の医者だって辛いだろう


その上で③を必ず毎日やる
情緒不安定になったガラスのハートのわたくしから
「助かりますか?」と毎日聞かれて
「分かりません」と毎日答えるハートの強さ


総じてせーのでストロー―――ング

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