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自分の真の欲望に気づいてしまった  -キックボードで160キロ旅したら、路面形状を一瞬で見極めるスキルがついた話-3

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茄子の刺身とイカ焼き、日本酒

2日目もいい天気でひたすら海沿いをキックボードで進みます。次に目標とするのは、志摩にあるサウナ付きビジネスホテル。

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この頃にはキックボードにも流石に慣れてきて、左右両足でスムーズに漕いだり地面の形状でガタガタしない場所を見極めて、移動できるようになりました。

途中、電車移動も挟みつつ、英虞湾を船で渡りたかったので浜島の漁港からフェリーに乗ります。待っている間に海を見ながら、カップ焼きそばとイカせんべいとビール

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到着した賢島の発着所で、渡し守のおじさんがキックボードに興味を持って声かけてくれたんですが、移動する僕の後ろ姿を見て「はやっ!!」と叫んでいました。ちなみにこの旅行で何回か声かけられたのですが100%男性。女性はチラ見してすぐ目を逸らします。

夕方、目的地のビジネスホテルにチェックイン。風呂に浸かった後、また食べログでチェックしていた地元のお店へ。お母さんと息子さん二人で回しているカウンターのみの料理屋さんで、茄子の刺身とイカ焼きを日本酒でいただきました。おそらく名店級で雰囲気最高、お客さんも多かったです。メニュー見るだけでテンションあがる!

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作り置き惣菜、水槽、貝多めと最高。

ビジネスホテルの朝食もバイキングだったので超豪華にしました。めちゃくちゃ漕いでカロリー消費してるんですが、それ以上に食べてます。そりゃいつも旅行後太るはずだ。

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バイキングではとりあえず品数たくさんないと損だと思うタイプ。

最終日は満を辞して伊勢神宮に。お土産で買った伊勢えびチップスの記憶が強いです。

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そして鳥羽からフェリーで伊勢湾を渡り、豊橋へ。新幹線で小田原により、大江戸温泉に入って、地元の大船まで帰りました。

旅を振り返って

家に帰ったあと、4日前とは違うスムーズな足運びや、路面状況を的確に把握しルートを決めヌルヌル進む様子を見て、妻と子供には「キモ!」と爆笑されました。今でも子供と一緒にキックボード乗って、江ノ島に繰り出したりと楽しんでいます。(ちょっと一人で漕ぐのは地元では恥ずかしい)

改めてnoteを書くにあたり、今回1年ぶりに旅を振り返って気づきました。たぶん僕は冒険旅行ではなく、冒険風食いしん坊の旅をしたかったのだ、と。

今日はたくさん漕いだから、たくさん食べても大丈夫だよね。せっかく地方に来たんだから、美味しいもの食べて帰ろう。温泉も行きたいな。

と、現場では言い訳ふうに思っていましたが、おそらくそれ自体がはじめから目的だったんだなと。見る写真、食べ物ばっかりですし、なにより書いていて、キックボードの話より食べ物のほうが筆が乗ります。

今回それに気づけたので、今度はどうどうとグルメ目的で旅先を決めるつもりです。それと大船グルメも書きたい。

いやー、うすうす思ってたけどぼく食いしん坊ですわ。はやくコロナ明けで飲みに行きたい…!

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