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一方通行のコミュニケーション

仕事をしていると「報・連・相が大事!」と教わってきたし、実感することもあります。

とある上司はこの報連相にとても厳しい人物です。
自身がすべてを把握しておかないと気が済まないのだそうです。
だからといって、部下が把握できるような環境は与えてくれない一方通行の報連相なんです。


ある月曜日、今週の午後のレクリエーションは何をするかという話を職員同士で2時間ほど前にしていました。
大まかな内容は決まっていたので、最終確認として、実際にやりながら「こっちの方がいいですね」って感じで段取りをしてました。
すると、上司がやってきて「なんで今ごろそんな話してるの!もう間に合わないでしょ!今週はそれは中止!」と怒り出しました。

なんで今・・・そう言われても話し合う時間は就業時間内にはありません。
空いた時間に話せば「今はそんな時間じゃないでしょ」と怒られ、
就業時間後に話せば「時間過ぎてるでしょ、帰りなさい」と怒られるので、
こっそり話していても「なんの話ですか!聞かれたらいけないことですか」と怒りにやってきます。

自分たちでその時に応じて判断して行動することすら許されない職場なんです。事細かにすべて報告して許可を得ないといけない…許可が下りないことが多いですけど。


そんなやり取りの数か月後、
「職員が少ない日のレクリエーションをどうするか」という話になった時、こんなのはどうですか?と前日に提案したところ
「すぐに終わってしまう内容だから、時間が少ないときにしたら」と返答があったそうで、翌日のレクは上司が考えておくとのことでした。

午前中にレクリエーションの内容は告げられず、1時間前になっても「こっちで準備してるから」と教えてもらえないまま、レクリエーションの時間となりました。

上司は利用者さんに「さー今からレクをするのでちょっと席を動かしますよー」と意気揚々と声を上げますが、私たちは何をするのかわからないので席の並びも準備もわからずにワタワタ。
「〇〇さんはこっちに」という席の位置も上司の持ってるメモのみ。
その場でさらっと示される動きと声を聞き逃さないようにしながら、場所がわからず困ってる人がいると怒られながら誘導。

そしてその場で聞かされるゲームのルール。
なんとか把握し1回戦!チーム交代して2回戦!ってところで
・・・別件で離れる上司、え?これ、何回戦までやるの?
全員が終わるまでわずか10分。まだまだ残るレクの時間。

残された難易度を上げるアイテムがあるけど用途は不明で全く分からず、同じゲームを3セット(6回)も行うことに。それでも余る時間。

締まりがわるいので最終的にはスコアをみんなで計算してもらって、勝敗を決める形で収束しました(笑)


報連相は双方が把握できる状況を作ってこそ成り立つものですね。
ちなみに一方通行報連相で困ったことや、アウトな事象が結構あるんですが、うちは全てはこの上司判断ですべてが決まります。。。

ちなみに判断を求めて聞きに行っても怒られることがあります。
基準は上司の中にあるので、同じ内容なのに聞いても聞かなくても日によってお怒りになるので、なかなか大変なものです。

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