見出し画像

引っ越しがトラウマ

大学生の時に一人暮らしをしていた私は、卒業で地元に戻ることになった。
そこで絶対に逃れられない引っ越し作業。
なるべく安く済ませたいし1Kだから荷物もそんなに多くないし
ということで、某大手配送業者の引っ越しパックに申し込むことにした。

卒業式の翌日に車で実家に帰るから、卒業式が終わったらその日に業者が来て大まかな荷物を運び出してもらって、布団とテレビ程度は自分で母と車で持って帰ろうってな計画。

スケジュールがギチギチなのは、住んでたアパート(寮)が卒業式翌日までの退去なら家賃は半分なのに対し、翌々日になると1カ月分支払わないといけないシステムだったからだ。

ここはとんでもなく田舎。
ゆっくり残ったところで何もない・・・

パソコンから業者の申し込みフォームに入力を済ませ、確認の連絡を待つ。


だが、引っ越し予定日の2週間前になっても連絡がこない。
メールを確認すると、申し込み完了の自動送信メールは届いている。
確実に申し込んでるし、電話番号も間違えていない。

さすがに心配になって電話をした。

丁寧な女性の声で「確認しますね」と言われ、保留音が途切れて返ってきた返答は「予約されてませんね」だった。

えっ!!?

「パソコンから申し込んで、確認メールも届いてますよ。
電話がかかってくるって書いてあるけど、かかってこないから確認で電話したんですけど!!」

と、これまでの流れを説明すると「少々お待ちください」と言って、上司と思われる男性の方が電話にでた。

男性に再度同じことを説明すると、
「その日(卒業式の日)は予約詰まってるんですよー。なので2日後だったら空いてますよ」と言われた。
悪びれもなく、逆に『今頃その日指定されても困るんですよね~』と言わんばかりの口調がカチンときた。

私は〇日には申し込んでたのに、連絡がなかったのはそっちのミスじゃないか?と伝え、2日後の引っ越しとなると家賃の負担も増えること、ギリギリになって他の業者に空きがあるかもわからないこと、他業者はそもそも料金が高いこと。

とにかく「困るんですけど!!」と、普段は内気な私だが必死でアピールした。
当時の金額は覚えてないけど、他の手段や日にちの変更することになると他にいろいろとお金が必要になって、予定の倍の金額がかかることになる。

私ももっと早く電話確認すればよかったのかもしれないけど、混雑時期だから処理に時間がかかってるのかもしれないと思っていたのが失敗だった。

結果、仕方なさそうに、「予定日の午前中に同じ寮の人の予定入ってるんで、同じトラックの乗り合いでよければ午後から受けますよ。」

と上から目線で言われた。
システム上のものなのか確認ミスなのかわからないけど、私が「申し込んだ」という主張を信じてなかったのか、謝罪はなかった。


まぁそんなこんなで、なんとか引っ越しは済ませられたのですが、バタバタとして手配の出来てなかった焦りなどが相当トラウマだったみたいで、
10年以上経った今でも時々引っ越し作業に追われる夢をみるのでした。

サポート頂けたら、今後のnoteやブログ作成のネタ・勉強費用として活用させていただきます。よろしくお願いします。