さっき聴いたレゲエ
自分の価値観だけで他人や物事を見てはいけないとは分かっているけど、それはとても難しい。
たぶん仏とか聖人君子って、すべてのことをフラットな目で穏やかに見つめられる人のことを言うのだと思う。
あの人はこうだからこうに違いない、とよく知りもせずに決めつける人を軽蔑しながら、実は自分が一番そういう人間なんじゃないか?
オーソドックスに幸せになってるくせに私の考えに共感してんじゃねえよ
そういうふりにしか見えねえんだよ
なんて。
「心配しなくてもみんなそれなりに不幸だ」というのは「セトウツミ」の内海の言葉だけど、それが励ましの言葉に聞こえてしまっている時点で私は終わっている気がする。
ボブ・マーリーの歌う「Iron Lion Zion」に出てくるZionとは安息の地という意味だという。そこに住んでいるライオンは、私の抱える雑念なんか微塵も持っていないに違いない。
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