青い空
海岸通りを歩けば ぼくの時間は正しく進んでいくだろうか
意味のない言い合いをしながら時間は進んでいくだろうか
この道を歩いていけば遠く感じるこの国の細部を知ることができるだろうか
ぼくが見ている現実はきれい過ぎる
暑さにうなだれながらぼくは涙を流す
今日命が消えたら格好悪いほど後悔するだろう
もうすぐぼくは年をとる 来なくていいと言いながら
ひとつの終わりを向かえるだけなのに世界が終わっていくみたい
見えているはずの好きな人が消えていく
誰かの怒りを吸い込んでしまえば無くなるはずなのに
ぼくがただ壊れてしまうだけなんて
明日が来ることを願うほうが美しく見えるなら
ぼくの心は許されざる悪を生み出したか
目を閉じたらたくさんの色が見えるのに
証明することができないなんて
書き殴っただけの文字が君を救えたなら ぼくも今夜眠れるだろう
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