「ありのままの自分を受け入れる」とは?

おはようございます。りおこです。

「ありのままの自分を受け入れましょう」
「ありのままの自分を好きになりましょう」

言葉で言うのは簡単ですよね。
だけど、実際にやろうとすると、とても難しいことだと思います。
私も、ずっとそれができずにもがいています。

だけど、昨日ある本を読んで、大きな発見がありました。
それがこちらの本です。

科学的に支持を受けているパーソナリティテスト「ビッグファイブ」の簡単な診断テストが載っていたり、幸福な人生を送るためのコア・プロジェクトやパーソナル・プロジェクトについて書かれています。

著者は、
内向的な人が仕事の場では外交的な面を発揮したり、
協調性の高い人が社会活動のために猛烈に厳しい態度をとることがある
と、パーソナリティは固定的でないとしています。(これを自由特性と呼びます)
私たちは自由特性によって、可能性を広げ、成長することができます。

そして、この本の最後はこんな言葉で締められています。

これからは、複数の自分で構成されていることを知り、そうしている自分を許そうとしてみてください。
どんな自分も受け入れることで、私たちは生きてきたのです。
そんな自分にこそ、乾杯しましょう。
これからもあなたがさまざまな自分自身と共に手をとりあって、幸せな人生を築かれることを祈っています。

私がありのままの自分を受け入れられないと感じたときは、
「私はダメな人間だ」「私には価値がない」と感じていて、
「こんなにダメな私でも、受け入れて好きにならなきゃ」と思っていました。

つまり、「自分がダメであることを事実として認めて好きになる」必要があったのです。

ところが、心の奥底では、「私はダメじゃない!」と思っています。
本当は、自分は価値がある人間だと思いたい。だけど、自分ではそう思えない。
だから、(間違った)自己受容に必死で抵抗します。

その結果、「ありのままの(ダメな)自分を受け入れられない自分は、本当にダメな人間だ」と、さらに自分を否定する悪循環にはまっていました。


この本を読んで気がついたことは3つです。

①「自分」は1つではないということ
「私はダメな人間だ」と思ってしまったことが、確かにあったかもしれない。
けれど、それは私の一部分で、すべてではない。
好きな部分もあるんだから、「ダメなところもあるよねー」程度に思えたらいい。

②受け入れる=許す
「ダメな自分を好きにならなきゃ!」と思っていたけれど、
もともと嫌いなものを好きになることはとても難しい。
「まあいいかー」と許せるようになれたらいい。

③受け入れることは難しくない
今まで生きてきたということは、自分を受け入れてきたということ。
難しく考えなくていい。
今まで通り一緒に生きていくだけ。


ちょっと文章が難しめ、ボリュームも多めでしたが、内容はかなりよかったのでおすすめです!
私も再読しようと思います!


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