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いちじくを、もうひとつ

「無花果」
に色気を感じるのは
私だけだろうか。

花嚢(かのう/いわゆる実となる部分、花の軸が肥大化し袋状になったもの)の
中に無数の雄花と雌花をつけるが、
その花の状態が袋(実の皮となる部分)に包まれていて
見えないことからこの字が当てられたと言われている「無花果」。
誰にも見えない袋の中で、ひっそりと雄花と雌花が咲いている。なんて、
秘め事めいていて、エロくないですか?笑


大好きなんです。イチジク。
そのままシンプルに味わうのはもちろん、
おしゃれに生ハムと合わせたりしちゃってね。
白ワインなんか一緒にあったら最高です。
しかし正直なところ、旬を迎えスーパーに並ぶ姿を見ると
ほかの果物に比べてかなり高価なプライスに怯んでしまう。
それでも欲望は抑えきれず、
数回に一度は迷いながらもカゴに入れてチビチビ食べている。


ところが、昨年春、友人から教えてもらった
Youtubeの動画を見たことをきっかけに気づいたわけです。
「ベラ活で自分で育ててみればいいんだ」と。
いまはほんと便利な時代で、
農園のHPから苗を購入できるし(リーズナブルだし!)、
育て方はその道のプロがYoutubeで懇切丁寧に教えてくれるし。
師がそばにいなくても収穫まで楽しめるってありがたい。
というわけで、昨年は初心者におすすめという
小さな実をつける「ホワイトイスキア」(2年生)を購入し、
強風で倒れ実をダメにしたり、水不足で葉を枯らしてしまったり
失敗の連続ながら、なんとか収穫もできました。
こんな未熟者に育てられてるというのに(申し訳ない)
植物の偉大な力には、敬意と感謝しかない。


そして、2024年。
欲深い私は
もっと大きな実を育て、収穫してみたいという思いに至り。
先日、念願の「ドーフィン」(2年生)を
昨年と同じ農園のHPでポチり、、、
ついに我が家にやってきました!

スーパーで売っているおなじみのサイズ。
上手に育てることができれば、
生ハムイチジクもしょっちゅう味わえるしね。
すでにプロの農園の方によって剪定はしていただいているようなので
このままあたたかくなるのを待って大切に育てていこうと思っている。

ちなみにこちらが昨年迎え入れ、今年3年目となる「ホワイトイスキア」。
新しくやってきたドーフィンの、一年先輩だ。

寒い冬の間ベランダに出しっぱなし、
土が乾いたときだけ水をたっぷりあげていた。
いまはまだ休眠状態だと思うのだけど、
あたたかくなると同時に先端の芽が大きくなり出す(らしい)。
そうなってしまう前に・・・

果実用の培養土も入手したので
3月になったら大きな鉢に移し、勇気のいる剪定もしなければ。
水やりが大切なこと、強風に弱いことなどなど
昨年はいろいろ失敗→勉強したので、秋の収穫を目指して!
楽しみながらベランダーライフ、がんばるぞ!と。

一歳ちがい(上2歳、下3歳)のイチジクを並べてみた。やはり実が大きい分、枝も太いのか。


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