2019プラハ旅行記~Ex・小ネタ編~

どんだけ書くねん、って感じだけどここまでのnoteで言及しきれなかった小ネタを脈絡なくいくつか。こういう情報がインターネットの片隅にでもあればいいなという個人の思いです。

【服装について】

天気予報とにらめっこしながら最後まで迷った。GW周辺のチェコは季節的にかなり気温差が激しい時期で、ポカポカ陽気で暑いくらいの日があるかと思えば一気に冬の寒さが戻る日もあるという旅行者泣かせ仕様なのだ。
東京はもうだいぶ暖かくなりはじめていたが、プラハは最低気温が10℃を切る予報だったのでやや防寒に重きを置いた服装チョイスになった。
・薄手のトレンチコート
・かさばらないストール
・ユニクロのウルトラライトダウン
・厚手のカーディガン、セーター
・内ボアのパーカー
アウターはこんな感じで、あとはネルシャツと薄手のコットンシャツを2枚ずつ用意して気温に合わせてチョイス。
ボトムスはジーパン2本と、フライト用にウエストがゴムになっているゆるめのアンクルパンツを1本。これだと金具がなくて、金属探知機に引っかからないので気持ち的にかなり安心できる。機内ではおやすみ用のメディキュットを履いて過ごしたので足のむくみもだいぶ軽減できた。フライトソックスと名のつくものは圧が強くて着脱にめちゃくちゃ苦労するのであんまりおすすめしない。日本の空港でならまだトイレに着替えスペースがあるからなんとかなるけど、出国したらそんなものはないと思ったほうがいい。楽ちんなのが一番!!
靴はとにかく履き慣れたものを。プラハのいわゆる歴史地区の石畳はかなりでこぼこしているので、足がしっかり上がる・多少躓いてもすぐ立て直せるような安定感のある靴じゃないと長時間の街歩きにはキツい。城攻めするなら坂と階段との闘いも待っているので、気合い入れていこう。
オペラやコンサートに足を運ぶなら、ちょっとフォーマルに寄せた服装を用意しておくといいかもしれない。お高い席でなければそんなにドレスコードに気を遣う必要はないが、ウインドブレーカーやジーパンはご法度だ。
あと、日本に比べて陽ざしが強いように感じるので日焼け止めやサングラスがあると快適に過ごせると思う。

【便利だったアプリ】

スマホも旅行仕様にしていくと便利この上ない。こちらのブログがめちゃくちゃ参考になりました。こういう有益な情報を発信できる人間になりたい(だいたい無駄情報ばっかり書いてる)。
挙げられていた中でも特に便利だったものと、使用してみての感想を。

・PID Lítačka
わたししかスマホを持っていないのでアプリ上での乗車券購入は活用できなかったのだけど、経路検索が本当に便利。プラハのトラムは路線の数が多くてマップだとややわかりにくいところもあるのだけど、これを使えばガンガン乗りこなせること間違いなし。UIもシンプルで使いやすく、疲れて極力歩きたくない時の強い味方。

・Jízdní řady IDOS
Plzeňに行くのになぜかその路線だけ時刻表がなくてちょっと困ったけど、これで検索して事なきを得た。検索結果から電車を選ぶと、その電車の運行情報もチェックしてくれる。乗っている電車の遅れがだんだん拡大していくのもリアルタイムで更新されて面白かった。ただ遅延の理由は最後までよくわからなかった。

・Google翻訳
さっと使うならブラウザよりアプリ。そしてアプリはデータをオフラインダウンロードしておくことが可能なので、Wi-Fi環境になくてもすぐ翻訳ができる。いざという時の保険になるね。
何よりすごいのはやはりリアルタイムカメラ翻訳機能。そもそもチェコ語を正しく入力するのは知識がない人にはほぼ無理ゲーだと思うけれど、これならカメラで翻訳したい文章・単語を読み取るだけで翻訳してくれる。スーパーで並んでいる商品の名前をちょっと調べたい時なんかにものすごい威力を発揮するので、旅行がより楽しくなること間違いなし。

・Windy
ホテルのテレビで天気予報をチェックするのも楽しいけど、とにかく天気が変わりやすいのでこういうアプリがあると便利。日本でYahoo!天気の雨雲レーダーとかよく使う人は入れとくと間違いない。

【安全対策】

チェコは比較的治安がいいほうらしいが、それでも気を付けたほうがいいポイントはいくつかある。まずは外務省(大使館)による注意喚起をチェックするのが一番だけど、わたし個人として気を付けていたことをいくつか。

・貴重品の管理
とにもかくにもまずはお近くの100均に行って地味~なお財布を調達しよう。もはやお財布じゃなくて小さいポーチとかでまったく構わない。①現地小銭用 ②現地紙幣とクレジットカード用 ③日本円用と分けて3つくらい用意しておくとさらに良い。日本円は必要最小限、さらに物理的な量を減らしたいなら交通系ICカードなどキャッシュレスアイテムを活用すると便利。
ホテルのセーフティーボックスは複数人用の部屋でも小さいかもしれないので、とにかくいらないものは持ってこない精神。いつものお財布は潔く置いていこう。

・カバンの選び方
インターネット上にはいろいろ意見があるけど、やはりできるだけ自分の目の見えるところに荷物があるようにする、何かあったらすぐ抱え込めるようにするという点で斜め掛けのカバンがいいかなと思う。
チャックで開閉するタイプのものを選んで、そのチャック部分やスライダー部分を安全ピンで止めておくことでかなり防犯アピールができる。スリはパッと見で面倒くさそうだと思えばすぐ次のターゲットを探しに行くので、「警戒してますよ!」とわかりやすくアピールすることが大事なのだ。
もちろん人混みでは自分の前方に荷物を置くようにして警戒したり、お店でも背中側に荷物を置かないようにするなどの対策も必要。とにかく肌身離さず、の精神で。
できればどこのブランドとも知れぬ謎のカバンだと尚良い。お金持ってませんアピール。

・服装
「地味な格好をしろ」とか「こぎれいな格好をするな」みたいなのをよく見かけるけど、あからさまなブランド品で固めてるとかそういうのじゃなければそんなに気にしなくてもいいと思う。色使いの派手さだけ見るなら、現地の人間の方がよっぽどだ。
ただ、なんとなくではあるけど悪目立ちするメイクっていうのはあるかなー……とは思う。「すっぴんみたいに見える綺麗なメイク♡」じゃなくて、「ガチのすっぴん」に近い方が何かと無難かな。たぶん。

・物乞い
カレル橋にはよく物乞いがいる。なんでか犬を連れていることが多いのだけど、衛生的に良くないに決まっているのでとにかく見かけたら距離を置くことをおすすめする。向こうから近づいてくることはあんまりない。
広場にはストリートパフォーマーの類もたくさんいるけど、いつなんどきどれだけ吹っ掛けられるかわからないので基本的にはあまり関わり合いにならないほうがいいかなと思っている。

・夜間
プラハの中心部であれば、夜でもかなり賑やかで人通りが多いところが大半である。酔っ払いが暴れているみたいなシチュエーションも出くわしたことはないな……。公共交通も意外と遅くまでやってて、ナイトトラムがたくさん走っているらしいけど、なんだかむしろそっちのほうが有事の際に逃げ場がなくて怖いような気がして乗ったことはない(個人の感想です)。
やばそうなところは昼間の時点でやばそうなので、時間を問わず近づかないようにしよう。

・携行が義務付けられているもの
海外からの旅行者は、パスポートと海外旅行保険の加入証を常時携帯することが義務付けられているので忘れずに持ち歩こう。警察に要求された際にもし持ってなかったら罰金とのこと。

もし思いついたら追記します。心置きなく海外旅行できる時がまた来ることを願って。

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