人におすすめしないメンタルコントロール

メンタル
 ー 精神面、また、心（の持ちよう）に関すること

巷にメンタルに関する書籍、情報が溢れているので一定のニーズがあるのだと思います。
ただ要約するとなんとなく、「どんな状態でも頑張ってプラスに持っていこう」と言っている気がして、私には合わないなあと思っています。

私自身は、メンタルについてはなるべく±0の状態に近づけることが大事だと思っています。

メンタルがマイナスに振れたとき、直ちにプラスに持っていこうとするのですが、プラスに振れたときは青天井になりがちです。
ただ行き過ぎた愛情が大きな憎悪に変わるように、振れ幅が大きいことはリスクだと捉えています。

この考えを念頭に置くと、方法論は簡単です。

①メンタルがマイナスに振れたとき
心のなかで、他人を意図的に見下す

②メンタルがプラスに振れたとき
心のなかで、他人を意図的に敬う

①メンタルがマイナスに振れたとき
見下す材料を探すのはとても簡単です。街にも会社にも材料は無限に溢れています。テレビを見ればメディアは失敗した人を嬉々として糾弾しています。毎日材料を提供してくれます。
人の悪い面ばかりを探すと、こうなってなくてよかったと安心できます。そうすると自然と心が穏やかになります。
一つ注意点ですが、一つの事象に固執すると憎悪が膨れ、良くない行動を起こす可能性があるので、一つ30秒から1分くらいにして、片っ端から見下していきましょう。

②メンタルがプラスに振れたとき
逆にメンタルが良好なときは、マイナスと逆に尊敬すればよいです。
ただ、一つだけおすすめがあるとすれば、それは「マイナスに振れたときに見下していた材料を尊敬する」ということです。
これについては例えば、路上喫煙をしている人にストーリーをつけて尊敬する人物に仕立て上げる妄想をするのが、純粋に楽しいからやっているという側面もあったりしますが。

誰にも参考にならない例を上げて終わりにしようと思います。

例）とある芸能人の多目的トイレの件

マイナス）
男として終わってるな、バレたらどうなるか考えたらすぐわかるもんなのに。しかも多目的トイレってなんだよ、こんな気の狂った人間にならなくてよかったー。

プラス）
男として完璧な姿だ。あんなに綺麗なパートナーがいつつ、更に貪欲に複数の女性を口説く、現状に満足せず邁進する姿、確実に男としての格が違いすぎる...!!それに比べて自分なんて矮小な人間だ。。。

タイトルにもあるように、決して他人にはおすすめはしません。