仕事量は主体的に調整しよう

さて、前回の記事で仕事が早い人と思われるための方法をご紹介しました。

ここに紹介した簡単な方法を試し、みるみるうちに印象操作に成功した私ですが、社内の人達との仕事についてもずっとこの方法を実践し続けていきました。
そうすると、社内からタスクが大量に降ってくるという事態に陥りました。

仕事を片っ端から捌いていけば、当然まだ余裕があると思われます。

基本的に仕事は無限に存在するので、どこかで自身キャパを仕事量が上回ることは、少し考えればわかることなのに、完全に有頂天になってこのことを見落としていました。

これはまずいと思い、改めてやり方を検討することにしました。

これも前回の記事のように、あくまで相手からどう見えるかを重要視しました。

まず、緊急度を要するものを除き、以降に受ける仕事の締切を大体2,3日後に設定するように心がけました。
結果として、大体10個程度のタスクを毎日持っている状況というものを作り出し、かつ7個はすでに完成させているが提出していない状態を作り出しました。
緊急で差し込まれる仕事は当然発生するので、10個というのは一つの例で、
大体キャパの8割程度が埋まる量を常に持っておくのが良いです。

そうすると、他人からは常に10個のタスクを持っているように見え、
自身は毎日2,3個ずつタスクを放出していくことで、
残りのキャパをあと2,3個と上限設定でき、
閑散期・繁忙期問わず業務量を自らコントロール
することが可能になりました。

あとは抱えている10個のタスクを効率よくこなしていけば、自身の余裕も出てくるので、何をしていけばいいかの道筋も明瞭になりました。

合わせて、キャパは8割埋まっているが実質キャパは3割程度しか埋まっていないという状況を意図的に作り出すことに成功し、残業で悩むことはなくなりました。

上司などからマイナスの評価を受けないために、平均的な業務量を持つことは大前提ですが、業務量=業務時間ではありません

突出しすぎてもあまりメリットがないので、自身で上限設定をして気持ちに余裕を持てる状況を作り出すのが、余裕を持ちながら長く仕事を続けていく一つのコツなのかもしれません。

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