脈略もないはなし

私は語彙力がないし言葉の表現力もない。自分が言いたいことを文字だったり絵だったり表現するにはぜんぶ拙い。人の顔色を伺いすぎるので他人と何かするときはあまり自分を優先して考えることはない。最近はこの表現いいなと思った時に誰もフォロワーのいない鍵垢でぽそっとメモがてら呟く。本を読むのは好きだけどどこがいいとか言葉にするのは苦手。インプットしたとて満足にアウトプットできない。もどかしさに悩む。


舞台を見るのも好きだけど、深くまで見ようとしない。表面だけ見てしまう。時代背景とかその人物が背負うものを気にせずに見てしまう。このシーンいいなと思うのはだいたいセリフだったり歌だったり。見えないところの部分はなかなか考えられない。ネットにある考察を見てあー、すごいと毎回思う。感情移入しない訳では無い。ただ、登場人物を深く考えて見れない。たまに思うけどそれは本当に表面上。人の気持ちを理解したいけどできない。できない訳では無いかもしれない。やろうとしてないのか、できるというハードルを極端にあげているかもしれない。

舞台って現代アートのひとつだと思っていて。必ずしも美しい必要はなく、泥臭くてもバッドエンドでも見てる私たちがどう受け取るのかも自由だろう。批評はしていいけど批判はダメなのかな?でも現代アートって批評できない気がする。答えの無い問いに対してこれはこういう観点から考えて違うのではないか。ってのは別にいいけどそれが良い点だと思う人もいるわけでむずかしい。現代アートって何してもいいのかな?誰でもアーティストになれるのかな。私は自分の負い目とかコンプレックスをアートに変換できるのかな。


私の脳が満足するまではインプットしつづけます。いつか命が終わる時にアウトプットして言葉を自分のものにしたい。

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