センスのいいひと
「センスのいい人になりたい」と思うこの頃。
そもそもセンス、って何でしょう・・・
私の考えてたセンスは「人と違うことをやっている、自分軸を持っている人」と思ってました。
最近読んだ松浦弥太郎さんの『センス入門』。そこではただ他人と違うことをしているのがセンスとは言えない、ということに気づきました。
例えば服装。相手が周りから浮いてしまう服装だったら相手を不快に思わせてしまうように、自分に与えられているスペース以上のことはしない。松浦さんは「服のセンスのいい人に会った、とは、実際に何を着ていたか思い出せない人」と表現されています。
人間として生きるためには、社会と常につながっていることを忘れてはいけない、ということです。
また、情報であふれるこの時代に、いかに信用できる情報を増やしていくか、が大切だということも。
この信用できる情報というのも、結局のところ「自分の経験」だということ。人から聞いた、口コミで大勢の人が「いい」という情報も、自分に絶対的に合うとは限らない。
実際に経験し、考える。
失敗・成功は問わず、むしろ失敗することで学ぶことの方が圧倒的に多い。その繰り返しでセンスが磨かれていく、というところにとても納得がいきました。
私自身、流行に乗るのはセンスがない、と決めつけてしまっていたことが多く、いわゆる食わず嫌いになっていました。食わず嫌いってプライド高いことでもあるのかな、と。
でもそんな変に無駄なプライドは捨て、どんどん試していく。大事なのはそこから新たなモノや別の考え方、他との結びつきなど「考えること」。情報にただ流されないこと。
目指せ、センスのいいひとー!