1人でお風呂に入りたい
タイトルで1人でお風呂に入りたいと書いたが、決して私は風呂が好きと言うわけではない。
風呂が好きじゃないってどういうことか説明しづらいのでお風呂好きな人の例えとして、私の夫あげよう。
風呂好きってこんな人(私調べ)
夫は、風呂が好きだ。特に温泉地などに行って泊まった時なんかとても分かりやすい。
まず、昼過ぎに宿に到着すると夕食の前にいそいそと風呂に行く。さらに夕食後ももう一度行く。朝起きてからも、ひとっ風呂浴びてから朝食を摂る。その後もチェックアウトまで時間があれば、もう一度お風呂に行くと言うほどの風呂好きだ。(私の主観でそう思う)
私からすると、「この人ほんとにお風呂が好きなんだなぁ」と感心する。
片や私は、彼がそうしてお風呂に行っている間、部屋で子供達とごそごそしていることが多い。これは、我が家に小さい子供が居ることも大きいとは思うが、ここでは触れないでおこう。
話がずれてきたようだ。
私はそんなに風呂が好きではないと言う話に戻そう。
風呂に何を求めているのか
風呂の目的は、体を清潔に保ち、病気になったりしないために必要な生活のルーティンだ。
また、暖かい湯船に体を委ねていると、緊張していた筋肉もゆるみ、少し熱めのお湯に浸かっていると、適度に体温が上がり、疲れが少しずつ取れていく。
ところがどっこい、子供たちと一緒にお風呂に入るの、上がる頃にはお風呂に入る前よりさらに疲れている。
疲れを取るための行為で、さらに疲れるってどういうこと?!自分でもツッコミたくなる。
なぜ疲れるのかと言うと、2畳にも満たないお風呂のスペースてわ、幼児の体を洗ったり、こうやって洗うんだよと声をかけたり、しっかり暖まることが習慣になるように促したりする。
また、一人ひとりが転倒したり、溺れたりしないように常にうっすらと緊張の糸を張っている。
ざっくり計算しても、一年のうち300日くらいは気を張ってお風呂の時間を過ごしている。
そう、ゆっくりしようにも幼児さんとのお風呂時間は忙しいのだ。だから、私は風呂が好きじゃない。
私は安心できる環境でゆっくり、のんびり、自分のペースで入浴したい。
安全が確保されたって意味で言ば、私は家の風呂で家族(子供)と一緒に入浴することと比べると、大衆大浴場の方がはるかに落ち着く。
あの場所には秩序があり、人々が干渉せず、それぞれのペースで入浴を楽しんでいる。
「1人でお風呂に入りたい」という気持ちから見えてきたもの
このまでつらつらと書いてみたら私はとにかく静かな場所にいる事が幸せなようだ。
理由は、泡のように浮かんでは消えていく言葉や気持ちを手に掬い上げ、観察できるから。
なぜ言葉や気持ちの一つひとつひとつを観察したいのかと言うと、今の私は自分の気持ちが鈍っていて気を付けないと「全て」がめんどくさくなるからだ。
ひとたび「めんどくさい」を使い始めると、好きや楽しいと言う感度が一気に落ちる。それほどまでに私にとって「めんどくさい」と言う表現は便利でもあり強力なのだ。
さて、ハッキリしたのは、やっぱり1人の時間は確保したいと言う事なので、今後私のペースで入浴できるように、試行錯誤を始めたい。
今月は世間一般の常識(とされる)情報ではなく、我が子たちの個性や特性、理解度や私と子供達との妥協点など色々探ってみようと思う。
お読みいただき、ありがとうございました。私が学んだことや失敗、気づきなどについて綴っています。等身大の様子をお届けしていていくことで、誰かの「私もやってみようかな」のサポートになれたら幸いです。こーみぃ、がんばれ!のサポートもとても嬉しいです。