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外資系IT企業マーケティングマネージャの1000万円稼ぐビジネス英語習得法1

"ペラ”ペラを目指すビジネス英語学習法

本noteでは、年俸1000万円稼ぐことができる外資系のポジション(求人)のインタビュー(面接)で、英語で受け答えができるビジネス英語を目指す学習方法ご説明します。もちろん、インタビュー突破のための英語例文集ではないので、その後の業務でも”使える”ものです。

ただし、ペラペラにはなれる可能性は限りなく低いです。
タイトルにも書かせていただきましたが、 ”ペラペラ”の”ペラ”レベルにしかなれないと思います。この点をご理解頂き、読み進めていただければと思います。

「なんだ~、ペラペラになれると思って、このnote、読もうと思ったのに。。。」と思われた方!
申し訳ありません。しかし、1000万円稼げる英語力は身につけられると思います!

ボクは、外資系IT企業でプロダクトマネージャやプロダクトマーケティングマネージャに従事しています。複数社の外資系IT企業のプロダクトマネージャを経験しました。だいたいどこの会社の求人でも、米国本社のメンバーとやり取りするため英語が必須であり、年収は1000万以上が提示されます。そんなインタビューをクリアーしたボクがどのように英語を学習したかをご説明させていただきたいと思います。ちなみに、留学経験も駅前留学経験(ちょっと古い表現ですね、英会話スクールに通ったこと)もありません。

このようなnoteを書くぐらいなので、ボクの英語力はさぞスゴイと思われるかもしれませんが、実は本当に大したことはありません。

海外ドラマは字幕がないと見れません。。。
仕事でも外国人同士の早口のやり取りはかなりツライです。。。
一番わからないのは、ディナーなどの際の気軽な外国人同士おしゃべり、ほとんどついていけません。。。

謙遜じゃないんです。でも、仕事をする上ではそれほど困りません。
それはなぜか?

仕事で使われる英語は、”特定分野”の”ビジネス英語”が使われているだけだからです。

ビジネス英語の特徴

”ビジネス英語”の定義はいろいろあると思いますが、ボクが勝手に定義するなら、”名詞と表現が極端に限定的な英語”と言えると思います。

上に書いた”特定分野の”は、その限定の最たるものです。ボクの場合はIT業界にいるので、IT関連のテクニカルターム(技術用語)が会話に多く含まれます。自社で取り扱っている製品名しかりです。ひとつのセンテンスが20単語で構成されていたとして、2つ3つ知っているテクニカルタームが含まれていたら、その会話はぐっと理解しやすくなります。

ここで”理解”という言葉を使ったのですが、ビジネス英語は試験がありません。理解し、コミュニケーションをとるためのツールといった側面が強いと言えます。そのため、テストのように、100点を取る必要はなく、問題(話し)を大枠で理解し、次のアクションが正しいく取れればそれがいいんです。

海外の上司から電話がかかってきて、早口英語で次のことを言われたとします。必要なアクションは何でしょう?

「次の会議は、CEOが出席する重要な会議で、来期の数字を議論する。そこで君にも日本のパートの資料をまとめてほしいと思っている。事前に私も確認しておきたい。いつものように直前提出ではなく、会議2日前の来週月曜日までに提出してほしい。で、肝心な資料だが、日本の来期予想の数字を製品毎に分けて、四半期毎に作成してほしい。テンプレートは後ほどメールで送っておく」

そう、「日本の来期予想の数字を製品毎に四半期毎に作成し、来週月曜日までに提出する」ことですね。1/5ぐらいのセンテンスを理解できれば、アクションを起こせます。もっというと、テンプレートはメールで送られてくるので、「来週月曜日までに提出」だけ理解できればいいかもしれません(さらにもっというと、それもメールでも書かれるでしょうねw)。

当然、100%の内容を理解できた方がいいのですが、ポイントだけつかみ、次のアクションを正しく起こせれば問題はないのです。極論ですけどね。

限定的な例
身の回りを見回し、ずばり英語で言える”モノ(名詞)”はどのぐらいあるでしょうか? カタカタ名称のモノを除くと、ボクの場合、本当に一部のモノしか単語を知りません。理由は単純で、外資系企業に20年以上勤めていますが、使う必要がなかったからです。

使われる英語はビジネスを遂行するために必要な単語、表現なので、生活で使われる単語や表現は登場してこないのです。登場はするかもしれませんが、頻度は少なく、重要でないため、先程の例のように理解できなくても全く影響がないのです。

海外ドラマでよく登場する短縮化されたネイティブ表現(HaveやGetを使った熟語的表現)もビジネスの場ではあまり使われません。海外ドラマを見ていると、普通に使われているのですが、ビジネス英語では不思議なぐらい出てこないんです。気遣ってくれているのかな?と訝しぐるぐらい出てきません。短縮表現は丁寧な言葉ではないので、ビジネスでは使われないのでしょうかね。いずれにせよ、この短縮表現は日本人が苦手なリエゾンが多様されるので、使われないのは助かります。

ビジネス英語 が限定的であるのがおわかりいただけたと思います。

ボクのビジネス英語レベル

先程はボクの英語レベルを書きましたが、では、ビジネス英語レベルはどのぐらいでしょうか。ビジネスの現場で英語をどのくらい理解しているかをそのパーセンテージでレベルを表すとすると、60-95%の間ぐらいです。ほぼ100%理解できる日本語と比べるとやはり、理解度はかなり落ちます。

また。話す人により理解度は異なります。
ある人との会話では、自分が理解できてない箇所がわかるため、「XXの箇所がわからない」と伝え、100%理解しようとすることができます。またある人の場合は、60%しか理解できていなくても、その60%の理解でコンテキスト(前後の文脈)からその人の主張を類推して会話を継続することもあります。英語力というより場慣れのお陰かもしれませんが。

ちなみにTOEICの点数は695点です。外資系企業に入りたいと思って、英語、正確にいうと、ビジネス英語の学習の仕方がわからなかったので、「とりあえずTOEICの勉強すればいいかな」と20年以上前に受けた時の点数です。

このぐらいのビジネス英語レベルですが、
・海外のメンバーが来日した際には、客先同行し通訳をします
・海外留学していたと間違えられます
・会社の同僚や親しくなったお客さんからは、どうやって英語を身につけたのかよく聞かれます

たいした英語力でないのに、それなりに英語ができる人のように見られています。

本noteの執筆意図

このように複数の視点からボクの英語力を書かせて頂いたには訳があります。英語学習は、初級、中級、上級などのレベルや、TOEICの目標点数で、難易度や学習目標を定めるのではなく、達成したい目的で学習方針や計画を建てるべきだと考えるのです。

目的はズバリ、「英語業務が必要な外資系面接を突破できる英語力をつける」で、目標は”ペラ”ペラになることです(ペラペラじゃないけど、ビジネス英語ぐらいはまーできるよ、ぐらいのボクが勝手に決めた指標)。このような内容を書いていけたらを思います。

注意点
・ペラペラにはなれません(人からはペラペラと勘違いされることはあります!)
・海外ドラマを字幕なしでは見れません(憧れます!)
・英語として通じますが、ネイティブみたいになれません(テレビドラマはウソ!)

しかしながら、「外資系IT企業マーケティングマネージャの1000万円稼ぐビジネス英語習得法」には次のような特徴があります。

・この目的を実現するための勉強しか行わないので、無駄なアプローチはありません
・複数のアプローチを行います(受験時代の単語集、熟語集、文法、英作文、長文読解のような感じです)
・基本は独学で市販の書籍での学習なのでお金はそんなにかかりません

タイトルはキャッチーな表現になってしまいましたが、実はかなり硬派で、ガチな英語学習法です。ボクがTOEICの学習をやめて、2社目の外資系に勤務している際に、本当に英語に困って実践した学習方法です。それ以降、転職を4回していますが、すべて英語でインタビューされて中途入社できている方法です。

これからおいおい内容を書いていきたいと思います。

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