【シーズン文芸】3&4月テーマ発表!

こんばんは。note文芸部:非公式部活動マネージャーのおまゆです。
今日は文芸部で新しく始まる、「シーズン文芸企画」の紹介です。

穏やかにそよ吹く風、ほのかに香る花の匂い、どこからともなく聴こえる子どもたちの笑い声―。

私たちは日本語という言葉を毎日選び操りながら、その言葉の意味や美しさをありとあらゆる方法で表現しています。「春」という言葉ひとつあれば、私たちはさまざまな角度からそれをとらえて色付けをしていくことができます。文芸部なのだから、せっかくだから、なにかやろうよと企画を模索していた初冬。ヒントを与えてくれたのは、当時イベント参加のために広島から東京に訪れていたちゃこさんでした。

春夏秋冬それぞれのシーズンにちなんだお題に沿って、文芸部員から創作文芸をお届けします!というお楽しみ企画です。

まずはやってみよう。
いいなと思ったものは真似てみよう。
きっと完成したものは、他の誰ともかぶらない文芸部だけの味がついているはずだから。


それでは早速、3・4月の特集について。

遡ること6年前のちょうど今頃、親元を離れて一人で生きていく決意をした私は、都内の狭苦しいマンションで一人暮らしを始めました。あの頃は周りに頼れる大人がおらず、とにかく働くことが生き甲斐でした。生き甲斐というか、そうでなきゃ生きていけないと必死になっていたのかもしれません。まだ空気が冷たくて吐く息が白かった3月、何をするにも孤独と不安を感じていました。けれどあの頃の冷えた心を守ってくれたものは、ほのかに香る春の匂いとあたたかな太陽でした。3月4月の空気を吸うと、新生活を始めたころの緊張感や孤独や不安を今でも思い出します。

ただ生きているだけなのに、不思議と生活にはいろいろな出来事が起こります。いつかの春はどんな生活をしているのだろう、とふと考えることってありませんか?

愛する人とこんがり焼きあがったトーストを角からかじってコーヒーを飲んで、慌ただしく支度をする平日の朝、時間がない!と笑いながら一緒に家を出る。外に出ればあたたかな春の風がふわっと吹く。私たちにいってらっしゃいと声をかけてくれるように。
今日も頑張ろう、ほどよくね。ってそれぞれの方面に行く電車に乗り込んで職場に向かう。

・・・とこんな妄想を頭の中で繰り広げながら、心をほかほかにしている場合ではなく、


テーマを伝えなければ!!
3・4月シーズン文芸のテーマはこちらです!
ズバリ!


【あたたかな生活】


"あたたかい”と言っても感じ方はさまざま。文芸部員それぞれの「あたたかな生活」のストーリーをこちらの文芸部アカウントで公開していきます。実体験、理想、泣ける話、笑える話、残ない話、、、どんな作品と出会えるのか、楽しみです!

部員の皆さま、一足先にSlackでお伝えしたとおり、その素晴らしい感性をふんだんに使い、表現して、作品をどんどん寄稿してください!集まった作品から順次公開していく予定です。


ということで、新企画の告知でした!
肝心の作品たちも順次公開していきます。しばしお待ちくださいね!



この記事は管理者に寄稿して公開しています。

部誌作るよー!!