3.初恋、初彼氏。

さて、次回予告通り 初彼氏の話…ではなく
初恋(?)のお話から始めましょうか…

みるくに気になる男子ができたのは、
性に目覚めた頃、そう、小4の頃。

顔が みるく 好み、運動神経が良い、やんちゃ、そしてなにより〝変態〟

昔からみるくの好みは変わっていなかったようですね。

女子恐怖症真っ只中、人が大嫌いになりかけてた私に優しく接してくれた。
慣れてきた頃からは男子と変わらず、仲のいい友達として接してくれた。

帰り道が途中まで同じだったこともあり、
よく一緒に帰ったり、遊んだりしてました。

普通にアニメの話をしたり、ゲームしたり、、普通の小学生の遊びをしていました。
私にとって、数少ない素を出せる時間でした。

…ここまでは普通の良い小学生ですね、
では、彼がどのように変態であったか??

答えは簡単。
隙あらば胸を揉んでくるのだ。

当時、多少胸があった為、狙われていたらしい。
性に目覚めたてのみるくは何を思ったか
「あっ、みるくの胸が必要とされてるんだ」
と…今と変わらぬ思考を始めました。

みるく、当時から頭狂ってたんですねぇ…。

必要とされているという勘違いから、
必要としてくれる=好きかも という
謎理論から私の初恋(?)が始まりました。

と言ってもまぁ、普通に男友達みたいに接されていたし、
何も変わりはせず、普段通りの日々を過ごすこと約1年半。

転機が訪れる。
何だったかは覚えていない。

ある男の子と両想いになったのだ。
みるくは昔から典型的な
〝自分のことが好きな人がタイプ〟だった。
これは今でもそうです。
保証された愛じゃなきゃ返せない、クソ野郎です。

どこからか情報を聞いて、
無意識に確実な両想いを求めて
好きになったと思い込んでいたのだろう。

当時、自分のスマホなど持ってなかったみるくと彼氏は、
〝Miiverse〟という知る人は知るNintendoのSNSを用いて会話していた。

両想いであることをお互い打ち明けたのもここだった。

両想いであることが判明し、
何となくの流れで告白を受け、付き合うことに。

付き合ってからの日々は、ひたすらにつまらなかった。
みるくにとっては苦痛だった。

周囲からの冷やかしによって、離れる距離。
減った会話、デートはほとんどない。
少女マンガのようにキラキラした恋愛を夢見た少女は絶望した。

しかし、自分から別れを告げることは無かった。

〝彼氏がいる〟という肩書きを失いたくなかった。
ただそれだけの一心だったのだろう。
ずっと、好きだという暗示を知らず知らずのうちにかけ続けていたのだろう。

ちなみに、この恋は中2の頃に
自然消滅寸前で彼氏からのLINE


「もういいよね?」



の一言で幕を閉じることとなった。
LINEが来た瞬間は脱力し、虚無と化したが
思っていたよりも直ぐ立ち直れた。

あの恋が無駄だったとは言わない。
学べたことがたくさんあった。
大切な人生経験の一環だったと思っている。

ちなみに、元カレと化した彼は
年3〜5くらいで家に来て、
友達を引き連れ、みるくも巻き込み、
荒野行動していた仲である。
なんで みるくの家でやるねんアホが。



この恋が終わったのは中2と言いましたが、
実は、中1の頃にみるくにとある大きな転機が訪れます…これによって人生破滅ロードへ突き進むことに…


次回⥤ご主人、現る。

破滅の一途を、ご覧あれ。

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