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会社に頼らず生きていく

こんにちは、ラン丸です。

早速ですが、会社の評価と顧客の信頼はどちらが大切ですか?

終身雇用が崩壊しつつある現代社会において、「会社に頼らず生きていく」というのは重要なキーワードになっています。

会社を「辞める」or「辞めない」は別としても、いつでも会社を辞められる状態や、たとえ会社がなくなっても生きていける、いわば個人としての生き抜く力はすべての人に求められています。

どうすれば、組織に頼らず生きていける人になれるのでしょうか。

今回は、「組織に頼らず生きていける人」に共通する『3つの特徴』について解説していきます。

1)常に顧客を中心に置く

組織にしろ、個人でも、仕事をするからには「お客様を中心に置く」という考え方は基本中の基本です。

顧客 ⇒ お金を払ってくれる人
会社や上司 ⇒お金を分配してくれる人

このことから、「お金を払ってくれる人」のほうが絶対大事ですよね。

当たり前の大原則ですが、これができている人は少ないです。

例えば、企業で新商品を開発したら、コンビニなどの小売店に取り扱ってもらうよう商社などへ営業へ行くとします。

そのときに、ただ「この新商品をぜひ入れてください。」とお願いするだけではなく、「この商品を取り扱うことで、お客様にどんなメリットがあるか」を考え、理解している人がどれだけいるでしょうか。

この視点が重要な分かれ目です。

お客様を中心に置いている人にとっては、当たり前の発想ですが、実際には、会社の事情やメリットを考え「新商品をどう売るか」しか頭にありません。

そんな人が圧倒的に多いのです。

結局は、上司の顔色をうかがったり、会社での自分の評価を気にしながら仕事をしているということです。

でも、そんな働き方をしている人は「会社」という組織を失ったら生きていけません。

「組織の時代」から「個人の時代」へとシフトしているのですから、そのリスクも含めて今後考えなければいけません。

2)社内評価とお客様からの信用はどちらが大事か

ここで大きな問題となるのが、「会社は儲かるけれど、お客様にはメリットがない」という状況に直面したときです。

おそらく多くの人がそんなジレンマに困惑していると思います。

極論になりますが、会社の命令はスルーしておくことです。

あえて会社に反論したりはせずに、とにかくスルーがいいです。

こんなことを言うと、

「それは無理!」
「ダメ人間のレッテル貼られてしまいます!」
「会社に居場所がなくなります!」

なんて言う人がたくさんいらっしゃると思います。

3)覚悟を持って仕事をする

確かにおっしゃるとおりで、ある程度のバランス感覚は必要です。

しかし、1度や2度ならそんな方法も検討する価値があります。

そのくらいの覚悟を持って仕事をするべきだと思います。

「会社の命令をスルーする」なんて非現実的で、奇想天外に感じるかもしれません。

実はこれが、とても大事な視点です。

ここで天秤にかけられているのが「会社での評価」と「お客様からの信用」です。

今の時代、どっちが大事でしょうか?

組織人だからといって「会社での評価」を安易に優先するのはとてもリスキーな働き方です。

そういう時代だということも理解しておいてほしいです。

こうした究極の場面で「お客様を中心に置いて仕事をする」という覚悟を持った人たちが生き残るのです。

4)常識を疑う

会社には、さまざまな「常識」「ルール」「しきたり」があります。

当然、その中にはおかしなものもたくさんあります。

私の知り合いのところに、始業時刻は8時40分なのに、なんとなくみんなが8時過ぎには出社して、それが当たり前になっている会社があります。

その会社はさらに不思議で、出社すると、課長とか部長とか、いわゆる“偉い人”のデスクを回って「おはようございます」とあいさつするという習慣があるそうです。「おかしな習慣だな」とは思いますが、どんな会社にも、そんなおかしな常識はあるものです。

従うか、従わないかは個人の自由ですが、それを当たり前だと思い、過剰に適応してしまうのは正直言って危険。社内でしか通用しない「ドメスティック人材」にどんどんなってしまうでしょう。

私の経験でも「14〜15時」と会議の時間が決まっているのに、会議を仕切っている上司の都合や機嫌ひとつで15時半、16時まで会議が長引くなんてことがよくありました。

5)非常識を乗り越える

会社の仕組み、世間のルールなど、いわゆる“常識”に縛られるのではなく、とにかく1度は疑ってみましょう。

そして、“非常識”を乗り越えられるよう自分なりの工夫をする。

結局は、そんな人が「会社に頼らず生きていける人」になっていくのです。

6)最悪を想定する

あなたは、最悪の場合を想定して仕事をしていますか?

簡単に言えば、「もし○○が起こったら、こうしよう」という発想で仕事をしている人です。

例えば、あなたがチームでプロジェクトを動かすリーダーをしているとき、「もし1人が異動になって、メンバーが少なくなったらどうしよう」ということを、常に考えて仕事をしているかです。

実は、この想定はとても重要です。

つねに最悪を想定している人なら、当たり前のリスク管理です。

仕事をしていれば、不測の事態は必ず起こります。

もちろん、それはあなたの責任ではないのかもしれません。

誰の責任かという発想は、組織の中でしか通用しない話です。

誰の責任であろうが、目の前の事態を“自分で”何とかしなければなりません。

だからこそ、最悪を想定しましょう。

そんな意識と覚悟を持っている人が、会社の組織に頼らずに生きていく人になっていくのだと思います。

①常にお客様を中心に置く
②常識を疑う
③最悪を想定する

今からでも、決して遅くはありません。

ぜひ、この3つの視点を意識して「会社に頼らず生きていける人」になってみることをオススメします。

今回は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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