楽にお金を稼ぐことはできるのか
こんにちは、ラン丸（＠sign45917948）です。
よく「楽に稼ぐ方法」や「簡単に稼ぐ」などの検索で、インターネット上を徘徊する人がいますよね。
ここでいう「楽に稼ぐ方法」はあなたがどのようにという言葉を使っているかを確認する必要があります。
人によって「楽に稼ぐ」という言葉の意味は、様々な捉え方があります。
今回は、稼ぐうえで重要な思考法について解説していきます。
１）「効率的な意味」での楽な稼ぎ方
まず、「楽に」「簡単に」という言葉の意味を見るときに、私が真っ先に考えるのは効率かどうかです。
楽に稼ぐ方法というと効率的な稼ぎ方、「時間のかけた分、どれだけのお金を稼げるか」を重視します。（費用対効果）
この捉え方が一般的ではないでしょうか。
効率のよい稼ぎ方という意味で「楽な稼ぎ方」という言葉を使うのであれば、たしかにその楽な稼ぎ方は存在します。
例えば、日本のアルバイトは平均的に、１時間で1000円程度を稼ぐことができます。
バイトの「１時間1000円」、正社員の「１か月２０万円」というのは、基準化された数値のひとつです。
つまり、１時間で2000円を稼ぐ方法を実践できれば、その稼ぎ方はバイトより効率がいいです。
逆に３００円程度しか稼げないようなら、その方法は効率が悪いということがわかります。
たとえ、１００万円を稼げたとしても、１年かけてようやく稼げたのだとすれば、年収２４０万円換算の月収２０万の正社員と比較すると、はるかに効率が悪いですし、たいして稼げていないということは、誰でもわかると思います。
どんな大金でも、あまりに大量の時間がかかるような遅い稼ぎ方なら、誰も魅力を感じません。
１時間で2000円、あるいは１年で５００万円を稼ぐ方法は効率がよく、そして「楽に稼げる・簡単に儲かる方法」という認識でいいと思います。
かけた時間の分、どれだけのお金を稼ぐことができるか。
それが効率です。
そして一般的な稼ぎ、時給1000円のバイト・月給２０万円の正社員と比較して、大きく稼ぐことができれば、それは効率のいい稼ぎ方で、「楽に・簡単に稼げる方法」と言うことができます。
２）アフィリエイトの効率
ネットビジネスの中にも、アフィリエイトを中心とし、一般的な稼ぎと比較して、効率のいい稼ぎ方というのが存在しています。
しかし、大体アフィリエイト等のネットビジネスは、感覚的には「起業」と同じ扱いになります。
ですので最初は、まったく稼げないという特徴があります。
ベンチャー企業と同じく、ある程度最初に時間をかけることで、ようやく消費者たちに自分のビジネスを知ってもらうことができます。
しかし、アフィリエイトの場合は不労所得に近くなるため、そのあとはたいして時間をかけずとも、ある程度の収入につなげることもできます。
例えば、アフィリエイトは、最初の数か月は１日８時間の作業をしても、月収１万円にすら至らないことが多いです。
しかし、堅実に数か月以上、作業を積み重ねていくと、やがては月収２０万円を越え、１か月に１回程度記事を追加するだけでも、月収５０万円以上の収入をキープできるようになる場合があります。
このようにして、不労所得のシステムを構築することができるわけです。
短期的なスパンで見て、稼げるようになる前に作業をやめてしまった場合、アフィリエイトは効率の良い稼ぎ方とはいえず、楽に稼げる方法ではありません。
しかし、長期的なスパンで見て、稼げるようになるまで続けることで、アフィリエイトは一転して、効率の良い稼ぎ方になります。
アフィリエイトは、「最初の数か月は儲からない」というリスクを負うかわりに、「あとあと儲かるようになった際は楽に稼げる」というリターンを得ることができるのが、大きな特徴です。
３）お金を投資することで成立する楽な稼ぎ方
上記でみてきた内容は、時間をかけることで成立する稼ぎ方です。
時間以外にも、他にはお金をかけることで成立する簡単な稼ぎ方というのもあります。
ネットビジネスに限ったことではなく、楽に、もしくは簡単に稼ごうとするのなら、以下のふたつのいずれかを投資する必要があります。
・時間
・お金
人生において重要な要素に入るこの２つを、事前に投資することで、通常のアルバイトや正社員といった雇用される側の稼ぎ方とは異なる、独自の稼ぎ方を実行することができます。
お金を投資する場合でいうと、PPC広告を利用したアフィリエイトの手段があります。
宣伝能力の高いYahoo!やGoogle、その他、メルマガなどの媒体を持つ資本家に、広告料を支払うことで、自分のサイトや商品を、紹介してもらうことができます。
この方法は失敗時には赤字になるなどリスクが高いため、対費用効果やマーケティングをしっかり考慮した上で、紹介してもらうものを創意工夫しなければなりません。
時間をかけない代わりに、楽に稼げる方法であることに違いはありません。
しかし、やはり初心者向けとは言えませんので、気軽に大きく稼ぎたいという人にはオススメできません。
PPCに精通した、熟練した人のみがおこなうべき手法と言えるでしょう。
SEOアフィリエイト → 時間を投資する
PPCアフィリエイト → お金を投資する
４）何事にもリスク＆リターンがある
「誰でも１時間以内に１億円を入手できる」というような極端な方法は、残念ながらありません。
誰でもすぐにできてしまう方法というのは当然誰もが食いつくため、やがて楽に稼げる方法ではなくなってしまうためです。
そんな方法があるのなら、いまごろ日本中の誰もが大金持ちになっているでしょう。
全員がお金持ちになれるような世界は、経済的な勝ち負けのはっきりする資本主義社会の世界には、存在しません。
つまり、「楽に稼げる方法・簡単に稼げる方法」は、なにごともリスク＆リターンがします発生。
これは稼ぐ方法のみならず、人生においてなにかを成し遂げるためには、共通の要素と言えるのではないでしょうか。
この点については、難関大学の入学試験や、一流企業の就職活動などをみていただければ、納得できると思います。
たとえば難関大学は、膨大な時間を無償でかけ、努力して勉強した人が、入学できますよね？
事前に大量の時間投資をおこなうことで、なにかを成すという点では、SEOアフィリエイトと同じことが言えるわけです。
将来有名な大学に入学するのであれ、たくさんのお金を稼ぐ布石・装置を作るのであれ、最初に大量の時間をかけることが必要となります。
あるいは裏口入学やコネで、大量のお金を払うことで、有名私立大学に入学したり、いきなり会社の役員になったりする人もいますよね。
これはお金を投資することでなにかを成し遂げる、PPCアフィリエイトと非常に近いシステムです。
「自分にしかできないことをする」という要素で、なにかを成し遂げることのできる人は、ごくわずかです。
仕事でいえば、作家やクリエイティブ関係の人が当てはまりますね。
しかし、そうした「オンリーワン」の価値を提供できる人は、ごく少数です。
楽に、そして大きく稼ごうとするのであれば、リスク＆リターンは必須です。
なお、通常の雇用される仕事も、上記のリスク＆リターンに含めています。
これは、バイトや正社員などの被雇用の仕事だからといって、安定しているということでは、必ずしもないからです。
世の中の経済活動という行為自体、すべてリスク＆リターンで形成されています。
雇用された側のバイトや正社員の人たちには、なかなか実感できないでしょうが、バイトや正社員を雇う側の、会社の創業者・役員・資本家たちは、性質的にはすべてアフィリエイトと同種の、起業家たちです。
人に価値を提供できる仕事ができなければ、その会社は倒産します。
彼ら雇用主たちが失敗した場合は、倒産を防ぐためにリストラという形で、下っ端である被雇用の正社員を、どんどん切り落としていくのは、皆さんもご存知でしょう。
雇用される側の労働者は、経済活動の根本の部分を創業者達に一任し、その裁量に依存しています。
その代償としていくら長時間労働したところで、労働者の月収が１００万円以上になることは少なく、４０代・５０代まで働いても月収３０万円～４０万円程度が限界。
そして、創業者達がなにか不祥事を起こした際は、雇用された側の労働者達が減給・リストラという形でリスクを負うことになる。
そのことを、忘れてはいけません。
なによりどこかの会社に所属するということは、従来からの日本の性質上、その会社に一生を捧げることを意味するものでもあります。
「正社員の雇用が安定している」という固定観念にとらわれず、現代の情報社会に順応した稼ぎ方をしっかり見ておくのは、非常に正しい姿と言うことができます。
５）「楽に稼げる方法」は人それぞれ
とはいえ、アルバイトや正社員などの雇用される側の仕事と、完全に独立したアフィリエイトや起業家、どちらが楽に稼げる方法かどうかは、やはり人それぞれと言えます。
その理由は、「楽に稼げる方法」というのは人によって捉え方が違うからです。
前述した「効率的に稼ぐ方法」というのは、あくまで「楽に稼ぐ方法・簡単に稼ぐ方法」の代表的な捉え方のひとつにすぎません。
様々な意味が、この「楽・簡単」という言葉に含まれるでしょう。
たとえば自分の将来の夢など、「やりたいこと」を仕事にできれば、それがすなわちその人にとって楽な稼ぎ方になることもあります。
ネットビジネス独特の「実行する前のプレッシャー」というのは、どうやっても初心者の皆さんにとっては、拭い去ることのできないものです。
「自分で起業する」という発想が苦になり、単純に精神的に安定できる生活のみを求めるというのなら、やはり他人よりも大きく効率的に稼ぐことはあきらめ、「精神的に楽に稼げる方法」である、通常のアルバイトや正社員の道で落ち着いておくのが、正解だと思います。
すべては自己責任です。
稼ぐ方法にかぎらず、人生というのはなにかを得ようとすれば、往々にしていろんなリスクを負うことになるものです。
そこについてはもう、それぞれ自分の中で折り合いをつけて、納得して生きていく他ありません。
いろんな意味での「楽に稼ぐ方法」があるでしょう。
世の中は十人十色。
誰もがアフィリエイトを実行して不労所得を目指そうとしたら、それはそれで社会が成立しなくなります。
資本主義の社会というのは、いろんな人がお互いの得意部分や不足部分を支えあい、価値を提供しあうことで成立するものです。
この記事を見ているあなたは、自分にあった、楽な稼ぎ方を的確に見つけて、それを実行してほしいと思います。
今回は、以上です。
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