ブロックチェーンゲームのこれから 前編

先日やっと、GGGGGのリリース日が発表できました
2023年3月31日、170カ国以上同時配信が決定!

なのですこしブロックチェーンゲームのこれからみたいなことを書いてみたいと思います

まずはじめに
この記事では成功するブロックチェーンゲームの答えみたいなものは書いてありません
今世の中で、その「答え」はまだ誰も見つけられていないです
みんなでその答えを見つける苦しくも楽しい旅の途中です

まず、ドリコムのブロックチェーンゲームの取り組みは2017年に遡ります
2017年年末、ブロックチェーン業界に”CryptoKitties”なる猫が登場しました
その猫の皮を被ったNFTのゲームの売買はEthereumネットワークのトラフィックの多くを占め、瞬く間にユーザー数は100万人を超えました
1匹の猫のNFTに数百万円の値段がつきました

これをみていて、Facebookのオープン化の再来を感じました

2007年、まだSNSでは3番手ぐらいだったFacebookが自らのネットワークをオープン化し、サードパーティがアプリケーションを作れるようにしました
これによって数多くのデベロッパーがFacebook上にゲームを公開し、一夜にして多くのユーザーを集め、ソーシャルゲームというサービスと10兆円もの大きなマーケットを生み出しました
僕たちはfacebookのオープン化を見て衝撃を受け、会社として大きくソーシャルゲームの世界に舵を切っていきました

今度はブロックチェーン上にゲームが作れるようになり、ユーザーはその資産を自ら保有して売買できる世界が来るのか
それがCryptoKittiesをみたときの衝撃です

そこで僕たちは”Monster −Chain"なるサービスの開発を進め、2018年3月には社内βテストを実施、シンガポールから世界への公開の準備を進めました
しかし、そんなこれから広がる未来へのワクワクとは裏腹に、2018年1月のcoincheck事件あたりから$19000をつけていたBTCの価格は4月には$7000を割り、ベアマーケットに突入していきます
また、並行してサービスを提供するにあたりの法務面や税務面の課題が複数でてきました
社内公開から1年経ってもサービスをリリースできませんでした
そのままブロックチェーン事業への研究開発費用は減少していきました

そこから時はたち、2020年仮想通貨が再度値上がりをはじめ、2021年、axie infinityの大きな盛り上がりをうけ、僕たちは再度ブロックチェーンゲームの開発の検討しはじめました

続く

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