Xデザイン学校大阪分校2021ベーシックコース振り返り #1 ブートキャンプ (書き直し)

5月29日に受講した第1回 ブートキャンプの振り返り、その書き直しです。
1回目に書いた振り返りが自分の言葉で書けていなかったため、書き直しました。

前回第0回の記事はこちら
5月14日の公開講座の記事はこちら

前日譚 チームの方達との顔合わせ

第1回講座開講に先立ち前日の5月28日にCチームの内、集まれる人に呼びかけて顔合わせをすることにしました。
講座がフルオンラインな中、一年を共に過ごすチームの人について知っておきたかったのが主な動機です。
また5月14日の公開講座を受けた際に、組織設計にはその組織の強みや文化形成を生かした組織構築が大事という旨の話を聞くことができたのですが、じゃあ、今からその組織設計も含んだデザインについて学ぶのに自分たちのチームの組織設計ができていないと効果半減なのでは?と思ったからです。
まずはチームの方達を知ることが大事!
顔合わせには私含め3名の方が参加して下さり、急な呼びかけだったにも関わらず1時間程度和やかに談笑できました。
残り2名の方とも、第1回講座の当日にお話しすることができ、チームの皆さん、本当にありがとうございます!

第1回講座開始 キーワードは存在意義

5時間もの講座を通して、一番頭に残ったキーワードは『存在意義』でした。

・事業は他の事業をなぞった儲かりそうかの算段より、その事業に存在意義があるかが大事
・存在意義のない事業は始め上手く行ってもスケールしない
・存在意義があれば、事業が成長した時に未来の方向性や判断に迷わない

という言葉が特に印象深く、その存在意義を示すのが『アート思考』であり、『リーダの熱い想い』という解釈が、すごく腑に落ちました。

事業だけでなく個人の学びや行動に置いても、これまでの自分を思い返すと、その意義を明確にできている時ほど、周りの方達の協力も得られ上手く行くことが多かったなと思い、存在意義の重大さを深く感じました。

学びの焼き付けワークショップ フォーカスの散逸

その日のワークでは自分が選んだサービスを一つ上げて、そのサービスの
・ビジョン
・何を民主化したか
・デベッロパーとユーザーの役割や関係性
などを図と票で表してプレゼンするという内容でした。

講座の前半で『存在意義』というキーワードに強い関心を抱いていたにも関わらず、このワークの際には自分のサービス選定や他の方のサービスプレゼンを聞く際に、その存在意義に着目するという観点がすっかり抜けており、自分個人のワークとしては上手く整理することができませんでした。
チーム全体のワークとしてはメンバーの方達がばしっと決めて下さり感謝感激です。

せっかく、『存在意義』というキーワードが自分の中に響いたのにそれがワークの時間の判断基準ではすっかり抜けていたのは、多分、講座の最中にメモを取り過ぎたからだと思います。
前回の第0回講座であまりメモを取れていなかったため、今回は意識的に気になったワードはメモを取るようにしていたのですが、メモを取ることに夢中になって、自分の意識のフォーカスが散逸し、せっかく心に響いたキーワードが薄くなっていたんだと思います。
次回は講義や講義を通して響いた自分の想いにより集中するために、できる限りメモを取らないようにしてみようと思いました。

講座の後 その日の振り返りnoteの執筆

講座が終わり、その日の振り返りnoteを講座終了後の数時間でその日の内に書きました。
ただ出来上がった振り返りnoteは、ただその日の講座資料を映しただけのメモ書きで、書き上げた後、自分でも自分の言葉で書けていないなと思ったのですが、その時はそこからどう書き換えていけばいいかわからず、そのまま投稿してしまいました。
投稿した振り返りnoteに対する浅野先生のコメントは、
「速い!けど、全然自分の言葉が無くて資料のまんまじゃん。noteは共有のツールでしょ。何を共有したいのか? 慌てず、まずは資料もメモも見ないで、頭に残ったこと(これ大切)をもっと短くていいから、一つでいいから自分の言葉で書いてごらん。」
というものでした。
浅野先生にコメント貰ってはじめて気づけたんですが、私がその日に書いた振り返りnoteは完全に早く書くことが一番の目的になっており、振り返りnoteとしては本末転倒でした。
こうなってしまったのは、前回第0回の振り返りnote執筆が講座終了後、10日後程度に書いたため、そこからの反省で次は早く書こうと思ったが故だと思うのですが、完全に視野が狭くなっていました。せっかくの講座が勿体ない。

振り返りnoteの書き直し 書き直すことが目的に

これらの経緯で振り返りnoteを書き直すことにしたのですが、思った以上に筆が進みません。何で進まないのか考えてみたら、自分の中で書き直さなきゃという気持ちが強く、書き直すことが目的になっていることに気づきました。
書き直そう、学びをテキストの形にしようと思うと筆が進まず、早10日間以上が過ぎたのですが、noteを書き直すことを考えて毎日、頭の中で講義について振り返っていると、たくさん言葉が浮かんで来ます。その浮かんできた言葉の中で自分の中で一番心に深く刺さっていたものが冒頭の『存在意義』でした。
10日間という膨大な時間を得て、「学びの振り返りを書きたい」という気持ちが「書き直さなきゃ」という気持ちを上回ったので、ようやく振り返りnoteを形にすることができました。
今回の振り返りnote書き直しでは講義後、2週間近くが経過してしまい、講義の直後に振り返るという目的の一つは果たせませんでしたが、講義資料の写しのnoteを書いた時よりは自分の言葉で書くということが少しだけ掴めてきた気がしました。次回講義では

・講義中、メモを取ることより心に響いた言葉や直観を大事にする。メモに気を取られて意識のフォーカスが散逸しないように注意すること
・振り返りnoteを自分の言葉で早めに形にすること
・目的を意識しすぎないこと

を大事にして学んでいきたいと思います。

教養について

第1回講座終了後の雑談で、浅野先生と佐藤先生が

・何もしない時間を作ること
・引き出しを多く持つこと

についてお話されていましたが、私は佐藤先生とは前職でお世話になっていたことがあり、その頃から奈良の鹿愛護会に入っていることは何度か聞いていて、昔、話を聞いた際には「地元が好きなのかな?」ぐらいにしか感じていなかったのですが、教養のお話を聞いた後で思ったのは、佐藤先生の奈良の鹿愛護会の活動も教養を広げたり、引き出しを多く持つことの活動の一環になっているのかなと感じました。
浅野先生が共有して下さっていたリベラルアーツの記事についても今から読んでみます。

最後に

講義や皆さんのお話を通して自分の未熟さを本当に痛感する日々ですが、講座に対する事前準備の仕方や、講座中の反応も皆さん良い意味で様々で、講師陣のお二方のお話だけでなく、講座参加者の皆さんからも学ぶことが本当にたくさんあります。まだはじまりですが今年のXデザイン学校大阪分校に参加して良かったと心から思えました。特にCチームの皆さんには助けられてばかりで本当にありがとうございます。
チームメンバーの方々も、講座参加者の皆さんも、講師陣のお二方も改めてこの一年間よろしくお願い致します。

講義の前日にキリンレモン無糖がどうやったら、もっと売れるかみたいなことばかり考えていましたが、そういうことではないんだなということがようやく少しわかってきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?