歌詞の話-誰に宛てるメッセージか

こんにちはー！最近？いや、コロナ関係なく普段から自宅によくいる人なんですが、こんな時だから、応援歌を歌いたいし、作りたいな！って思ってます。

でも、やっぱ作詞って難しいよね〜

こんな感じで歌詞を考えてるとか、改めてここは注意したほうがいいかもと思ったところを、自分の備忘録として書いときますわ。

僕の場合、こんなテーマの曲を書きたい！と思ったら、そのテーマの代表曲の歌詞とかを調べにいってます。

桜とか、卒業をテーマに！と思うと、森山直太朗さんとか、いきものがかりさんとか、コブクロさんなんかの歌詞を見たりする感じですね。

もちろんパクリはしないですけど、Aメロは風景の描写、Bメロでちょっとしたエピソード、Cメロは主張になってるからこの構成をマネしてみようとか

単語単位で、この言葉が入るようにしてみようとか

それくらいのことは意識して書いたりすることがあります。

今回、僕は応援歌を書きたい！と思ったので、改めて僕が思い浮かんだ応援歌を調べに行きました。

例えば、ZARDの「負けないで」、Mr.childrenの「足音」なんかを見にいったんですけど、この２曲、目線がぜんぜん違うんですよね。

負けないで→歌詞

足音→歌詞

「負けないで」は、①自分から「君」への応援歌。もっと言えば、ZARDから、歌を聞いている人に置き換えられるんだろうと思います。

その一方で「足音」は、②自分から「自分」への応援歌。ミスチル自身と、歌を聞いてくれる人が、同じ自分として重なるような応援歌。

と、僕は思ったんですけど、違うと思った方はすいません。。笑

それで、これ結構、シンガーソングライターあるある？な気もするんですけど、僕が知る限り、圧倒的に②のタイプが多くないですか？

僕もそうなんですけど、そもそも自分が「がんばれ！」って言うからには、「いやお前ががんばれよw」ってツッコミが入らない程度に説得力が必要に思いません？

①はちょっとおこがましくて言えないとか思って、②の自分で自分をがんばれって励ますタイプの曲が生まれがちではないかと思っています。

僕は最近割と考えが変わってきて、じゅんや人情さんっていう僕が尊敬するミュージシャンの「平気物語」って曲のサビがまさに、「君ならきっと大丈夫！」って歌ってて、①のタイプなんですが、本人が全然大丈夫そうじゃない！w(本人の目の前でもいってるので、ここに書いても怒られないとは思うんですが、、すいません。笑)

いろんな大変なことがあるよねって言う背景を漠然と感じる中で、それでも大丈夫だよっていってくれる姿にめっちゃ感動したんですよね。

①②どっちが優れているって話では全くないんですが、誰に宛ててるのかがぼんやりしてくると、歌詞としていまいちピンとこない気がしました。

基本的な話かもしれませんが、誰に宛てたメッセージなのかって言う視点は意識して作るといいと思いました！

今作り中の応援歌は、発表できるようにがんばります！そして、先日「きっと君は大丈夫」と言う僕の曲のMVをアップしました。

1番が自分から自分に宛てたメッセージ、2番が自分から君に宛てたメッセージという視点で歌詞を書いたつもりです。

自分がどうかとは関係なく、「きっと君は大丈夫！」って言いたかったんだよね。

そんなわけでみなさん、また、