(造形活動)のびのびのじかん 2023/1月「段ボールチップで遊ぶ」
のびのびのじかんとは?
今月の活動
1月は大量の段ボールチップを用いた活動でした。
今回は、NPO法人 Artist Collective Fuchu(ACF) さんのラッコルタ– 創造素材ラボ- という取り組みで集まった素材を譲っていただきました。
企業廃材を創造素材と言い換えて活用する取り組みは素敵です。快く譲っていただいた上に、活動の見学(参加)にも来て頂きました。
子どもたちの反応
初回はダンボールチップに加えて、組み合わせて使えそうな素材も色々と用意してみました。
はじまってすぐに、一人の子が箱をひっくり返す。
他の子も一緒になってチップを散らす。教室内がチップだらけに。
どうなるだろうかとしばらく見守っていると、すっきりしたのか、すぐに各々の創作に戻っていきました。
2回目
2回目はダンボールチップ以外の素材を極力減らして反応をみてみました。
まとめ
シンプルな素材ゆえに、子どもたちの反応もバリエーションに富んでいました。見慣れない素材が大量にあるだけで授業はほとんど成立することを改めて感じた次第です。
ACFさんに許可を頂いたので、このダンボールチップはのびのびの時間だけでなく、様々な教室で活用していこうと考えています。
おまけ
のびのびのじかんに通う子どもたちの活躍は、普段通っている学校にも影響を広げているようです。嬉しい事に「学校内で表彰されました」「学外展に選抜されました」というお声を耳にしました。
毎月のテーマ案こそ私が考えているものの、子どもたちがのびのびと活動できるためには、施設の方と外部ボランティアの理解・協力なくしては成り立ちません。私の講師としての理想の務めは、全体をリードするのではなく子どもとスタッフの併走を見守る事なのではないかと感じます。
他人の評価が全てではない事は百も承知ですが、活動が良い形で波及するに越した事はありません。そのためには活動の様子を外に発信し、子どもと併走する大人を増やしていく事も、私の務めなのかも。
……なんていうと仰々しいですね。つまりはずぼらな私をも奮い立たせようとする子どもたちのエネルギーが、いかに凄まじいかという話です。