23年間ドイツ車に乗っていた僕が軽自動車に乗り替えした話〜はじめての車中泊
はじめに
せっかく、SUVタイプの軽自動車に買い替えたのだから、ぜひやってみたいことがあった。
それは、車中泊。車に乗って北海道内を気ままに写真撮影をしたいと言っても、時間とお金にも限度がある。
そんな折、すこしまとまった休みを取得できることになったのだが、お金はあまりないので、ぜひ車中泊をやってみたいとおもい、実行してみた。
漠然と車中泊をやってみたいと思っていても、何を準備すればさっぱりわからない。Youtubeをみると、多くのひとが車中泊、それもハスラーでの車中泊を紹介する動画も多数あり、参考にさせてもらった。
僕が、初めての車中泊で準備したものを紹介したいと思う。
キャンプを始め、アウトドアと名のつくものは極力避けてきた人生なので、車中泊もすぐに嫌になってやらなくなる可能性があるため、できるだけコストを掛けずに準備したく、最低限必要なものは以下と定めて準備した。
寝床をなるべく快適にするためのマット系のもの
車内を外部からの視線を遮断するための目隠し系のもの
寝具
照明
まずマット系のもの
ハスラーは、前席と後席を倒せばフルフラット状態になる。でも、フラットといっても、シートの凸凹や、前席後席の間など、段差ができてしまう。そのためそれを緩和するために、選んだものがこれ。
選んだポイントは「なるべく嵩張らない」「寝心地がよさそうなこと」。youtubeや他のレビューを見てきめた。
実際使った感じは、バルブを開けても意外と膨らまなく、ケースを使ってなんども手動で空気を送り込んで、なんとか寝られる厚みとなったという感じ。厚さ5センチタイプのものを選んだんだけど、8センチ位でもとよかったかな。
ただ、家のベッドのマットも硬めのものを使っていたこともあり、そんなに寝心地が悪いとは感じなかった
目隠し系のもの
当初は、ハスラー専用のサンシェードを買えば解決と思っていた。
こういうの。
1万円とお高いんだけど、自作するのも超面倒だし、仕方がなく、1万円で、、、とおもったら。なんとこれ、前席用(フロントウインドウ+フロントサイドウインドウ)と後席用(リアサイドウインドウ+小窓+リアウインドウ)が別々の販売になっていて、それぞれが1万円だということが判明。
悩んだ挙げ句に、フロント側だけは、このセットを購入し、リアはユーチューバーさんから知恵をもらって、カーテンを自作?することにした。
材料
①のれん棒×3(サイド+リア)〜ダイソー
②のれん棒をつるすためのフック×2セット〜ダイソー
③のれん棒をくっつけるためのマグネット×3,4つ〜ダイソー&セリア
④カフェカーテン(サイド用) 135*60 cm × 2枚 〜 ニトリ
⑤カフェカーテン(リア用) 140*50 cm 〜 楽天
⑥リボン 〜 ダイソー
②は、こんなフック(開封済みで汚くてすいません)
付け方の詳細は、割愛しますが、うまく隙間に入ったんです。考えた人偉い。
⑥のリボンは、カフェカーテンの穴が大きめなので、のれん棒に通しても少し光が漏れるのを防止するために使用。これもyoutubeからの知恵。
というわけでカーテンはこんな感じ。
なんだかんだで、カーテンの総額は5,000円くらいになったので、前後席サンシェードでもそんなに変わらなかったかもと思ったり。
車中泊する場所に到着してから、のんびりとカーテン組み立て始めるので、それなりに時間がかかるけど、そんな時間を過ごすのが車中泊の醍醐味のひとつなんだろうな、と自分に言い聞かせながら黙々と作業。いい感じに出来た。
寝具
寝具といえば寝袋。ただ、寝袋も安いものは1,500円くらいから、高価なものだと7万〜8万まであって、ビギナーが選ぶのはとても悩んだ。初夏とはいえ6月の北海道、夜は寒いだろうという予測のもと、暖かめのものを選択。そして、ナイロンっぽい肌触りが好みじゃないので、これをチョイス。値段も手頃。
フランネル加工のため、肌触りが毛布のような感じ。外気温15度位の車内の中で朝方まで暖かく過ごせた。ただ、20度超えてくると暑そうだ。夏の車中泊には使えない感じ。
照明
長い夜をひとりで過ごすには、タブレットで本を読んだり、ちょっとした写真編集をしたりするだろう、なので明るい照明が必要であろうとの予測のもと、照明はふたつ持っていくことにした。
ひとつは、Amazonで売れ筋上位だったこれ。
モバイルバッテリーも兼ねているので、便利だろうという想定。
もうひとつは、家にある、災害対策で常備してある、電池式のランタンをと思って、久々に物置から出したら、電池の液漏れが発生していて、ちょっと使えない状態だった・・・
災害対策照明のリプレースも兼ねて、こいつも追加。アウトドアでは有名なランタンメーカーらしい。
ただ、GENTOSのランタン。ちょっと明るすぎて、軽自動車の車内でつかうには、オーバースペックだった。明かりが目に入ると眩しくて。今度使うときは薄いハンカチで覆って光量を調整する必要がありそうだ。
はじめての車中泊を終えて
今回の行き先は富良野・美瑛方面。
はじめてなので、道の駅とか無料の駐車場は、ちょっと不安だったため、オートキャンプ場を選択。
1泊800円と、安い上に、コインシャワー、コインランドリーもあり(使わなかったけど)、近くには温泉施設もあって、快適なキャンプ場だった。車の出入りも自由なので、夜の撮影にも使えそう。
ただし、ラベンダーシーズンは、もう予約がいっぱいのようで、ハイシーズンは早めの予約が良いみたい。
それと、キャンプ場なので、団体でキャンプに来ているひとたちが、騒いでいたりするので、気になる人は要注意。
総じて、初めての車中泊はなんとか、無難にクリアできた気がする。一度きりでやめたくなるかと思ったけど、意外にも長期休みの間、もう一度、チャレンジしてみようと思っている。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おまけ
天気はイマイチだったけど、2年ぶりの美瑛の撮影を楽しめたので、すこしだけ写真を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?