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北海道遺産シリーズ(1)〜稚内港北防波堤ドーム

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

 北海道遺産は、2021年7月時点でぜんぶで、67件登録されている、どこまで紹介できるかわからないけど、まずはやってみる。

第一弾は、稚内港北防波堤ドーム。昭和11年に竣工し、当時は防波堤と船の桟橋を兼ねていた建物だそう。また、稚内駅から鉄道が延びていて、ホームからすぐに船へ乗船することができたという。

設計したのは、ギリシャ・ローマ建築に強い関心を持っていたという北海道帝国大学1期生の土屋実という26歳の若手技術者。この半円のドームを支える円柱と流麗な曲線で構成されたデザインは、まるでギリシャ神殿のよう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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