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北海道遺産シリーズ(2)〜宗谷丘陵の周氷河地形

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

 2/67個目の紹介。先は長いですが、ゆっくりと紹介できれば。
今回は、宗谷丘陵の紹介。行ってみて驚いたのだが、北海道の自然といえば、広大な森林をイメージがあるが、ここは樹木がない、一面の丘陵地帯。美瑛の丘も有名だがあちらとは比較にならないくらい広大な丘陵。長年北海道に住んでいながら、こんな北海道離れ、いやまさにこれが北海道の風景を見たように思う。

この独特な景観は、周氷河地形と呼ばれ、1万年という想像を超えるような時代の氷河期の名残。

風力発電は氷河期の名残では、もちろんない
どこをどう切り取っても絵になる

 宗谷岬公園から、この周氷河地形をめぐるフットパスのコースが用意されていて、この約11キロの道のりを「歩く」わけだけど、さすがに11キロは長い。フットパスと言いながら、車でも巡ることができる。

 最後の3キロには、このような素敵な白い道がご褒美として待っている。石灰をまいた道ではない。ホタテの貝殻を敷き詰めた白い道。

 もともとホタテの貝殻は廃棄するしか用途がなかったようだが、地元の若い方々のアイデアで道路に敷き詰めるようにしたところ、緑の丘陵、海がみえ、そした青い空にとても映えるような素敵な景色となり、魅力が数倍にアップ。
ほんとうに、北海道は素晴らしい。

海は写ってないが・・・
びっしりと貝殻

最後までお読みいただきありがとうございました。

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