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自己紹介~WHY/原体験編~

「世の中の何を信じればいいのかわからない」

「何を、誰を信じればいいのかわからない」

「社会って何?」

父のいない姉と私を
母と祖母は、「愛」というよりも、

もっと大きな

「仁義」


という名のものをもって、育ててくれた。

この部分は、今の俺にも引き継がれた気がする。

ただ、外の世界は、
何の解釈もなかったことに、他人や社会の解釈が入り、
いつのまにか線引きされ、
私は、NO GOODに押し込められることが多かった。

生まれた時から私は、母子家庭だった 

ー普通とは違うらしいー

何のとりえもなく、いじめを受けた

ーいるだけではだめだったらしいー


痛かったし、悲しかった。

ただ、NO GOOD MANの言葉は、誰にも届かなかった。


「なぜ?」

溜まりに溜まった悲しみや痛みは
怒りへと変化し、外へでようとする。

世の中の仕組みもわからず、組み込まれていく中で

「 全て壊れてしまえ」

と思っていた。

北端康良さんが提唱する才能心理学では、
ある/なしの人物となる。

生まれた時から幼少期の経験の受け取り方により、
才能の源泉が決まってくるというロジックだ。

自己評価がある/なし、他者評価がある/なしの4象限で、分けられている。

有名人でいうと、下記の図になる。

この中でいうと、坂本龍馬が近い。

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※北端康良氏著書「自分の秘密~才能を自分で見つける方法~」から引用

Bパターンの人物は、
「自分では恵まれ、満たされていると感じているが、
周りからはそうは思われていない。
いわば、無垢な「幸せな人(世間知らずとも言う)」
その楽観主義ゆえに。純粋な夢を持つことが多い。

彼らを支持するのは、人生に夢とロマン、楽しさを求める人々。
身内や身近な人には信用してもらえるが、
他人や社会の判断、評価に直面した時、
単なる自分の思い込みに過ぎず、誰も信じてくれない現実に気づき、
ショックを受ける。
そして、自分が信じるものを証明するためにチャレンジする。

本田宗一郎はこのタイプ。
他人が納得できるものをつくるまで、自他の評価が一致せず、
悔しさと屈辱感に悩まされる。

中には、愛される性格ゆえに、投資家や有力者などに、気に入られ、
苦労なく成功する人もいる。」

※北端康良氏著書「自分の秘密~才能を自分で見つける方法~」から引用

著書の中で、書かれている坂本龍馬のプロファイリングは、

「生まれ育った家は裕福な家庭で愛されて育てられた。
ただ、身分制度の中で、武士の中でも一番下の階級だった。
中でも生まれの土佐藩は、この階級制度が厳しく、
雨が降っていても、膝をついて、
土下座をしなければならなかったそうであり、
龍馬も悔しい想いをしたことが想像できる。

しかし、そんな上士も、坂本家に頭を下げて、お金を借りに来る。
普段とは違う上士の二面性を見て、育ったと言われている。

龍馬は、その二面性を見て育ったため、

「なんでこんな世の中なんだ?」

という認識を持ち、
人の表と裏の両方を理解し、
その中間にある真実の姿を見抜く力が身に付いたと言われる。

その後、龍馬は西洋に行き、日本との違いを見てきた。

また、幕末においては、鎖国か開国かで争っていたのを見てきた。

一つの立場からしか見えない人には、龍馬の言葉は届かず、
仲間との距離感や、
「俺にはあれくらい熱中できるものがない」と悩んでしまう。

そんな中で、アメリカで出会った民主制度が、日本にもあればと、
龍馬は、「階級や対立のない世界」への切望感を生み出し、
幕末を駆け抜けていく。

※北端康良氏著書「自分の秘密~才能を自分で見つける方法~」から引用

私の話に戻そう。

中学時代、人生のターニングポイントが訪れた。

本当に欲しかったものに気づいた時。

本当に欲しいもの、それは、「仲間」

あるアニメから気づかせてくれた

よくあるファンタジーアニメで、
悪役にさらわれたお姫様を助けにいくため、
異世界へと呼ばれる物語

困難が降りかかる中、自分ではない仲間のために体を張る主人公

「なぜ、自分でもない他人のためにそんなことをするのか?」

自分もこんな仲間が欲しい

「自分はどうだ?」
「仲間になれるだけの人間か?」
「ただ、痛みから暴れたかっただけじゃないか?」

自問自答の末、
自分も仲間を手に入れるため、
仲間のために体を張れる人間になりたいと思った。

私の人生も、アニメの展開も加速していく。

物語の終盤、主人公達はお姫様をさらった悪役を倒す。

そして、お姫様と対面するが、普通じゃない。

救ったはずの自分たちに憎しみをぶつけだし、敵となった。

悪から救った正義だったはずの自分達は混乱する。

理由はお姫様からのテレパシーで伝わり、理解した。

お姫様は、世界を担う唯一の存在である柱のため、
世界のこと以外を願うと世界は崩壊する。

けれど、お姫様は、悪役に恋をしてしまった。

叶わぬ恋としり、秘めていたが、
悪役はお姫様の気持ちを知ってしまった。

「なぜ、人を好きになるということさえ、許されないのか?」

悪役は、制度を否定し、お姫様をさらい、世界の悪役となった。

当然、世界は混乱する。

そのため、お姫様は、自分を殺してもらうために、主人公達を呼んだ。

主人公たちはさらに混乱した

だが、最後はお姫様の願いを聞き入れ、倒すことにした。

お姫様は最後に「ありがとう」と言葉を残し、
主人公達は元の世界に戻った。

「こんなことないよ」という慟哭と共に。

二元論で、NO GOODに押し込められた私は、GOODの方に行きたかった。
だが、そんな考えを持っていた私も、困惑させる展開だった。

アニメの話に戻ろう。

深い後悔を残した主人公たちは、再度異世界に戻る。

その世界はほぼ崩壊しており、わずかに残った土地があった。

その土地と、世界を創れる権限・柱を求め、
他世界からの侵入が複数来ていた

自世界を守りながら、
何が正しくてよかったのか、どうしたらいいのかを模索する主人公達。

他世界の侵入者にも、理由や事情を聞いていく。

そんな中で、世界を創れる権限・柱を手に入れる道が開かれた。

主人公もその候補に入った。

もう一人の候補は、植物人間になる運命から、
世界と共に永遠に眠り続けることを願った。

もう誰も犠牲を出さないために、自分が犠牲になると。

主人公は、それでは、前柱と一緒だと、それを否定した。

もう誰も悲しむ人を作りたくない、
そんなシステムなら壊して、
皆で喜びも苦労も分かち合う世界にすると決意し、柱となった。

そして、侵入してきた他世界と共に、
お互いの世界をどうすればよくなるか、
力と知恵を合わせて、創ることになった。

ここから、俺の現実での格闘・どろかぶりが始まる。

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