トランプ暗殺失敗
現場では一般人が30分も前から「屋根の上にライフルを持った人がいる」と騒いでいたらしい。あり得ないことだ。その状況で発砲できるなんて。
思うに、ここでトランプを暗殺することで話がついていたのではないか。警察やシークレットサービスが敢えて警備を手薄にし、犯人に“撃たせた”。しかし奇跡的に外れてしまったため、口封じのため犯人を即射殺した——。これが最も単純なシナリオだ。(或いは成功した場合でも真相を闇に葬るため射殺する手はずだったのかも知れない。)
ついでに言えば、状況証拠から見て明らかにそう推定できるのにも関わらず、これ以上隠蔽する気もないのが恐ろしい。敢えてそうと分かるように堂々と尻尾を出しているのは、第二のトランプの登場を牽制するための示威行為を兼ねているのかも知れない。だとすればなかなか芸術点が高い。
米メディアが追求しないのは既に懐柔されているからなのか、本物の暴力を前に単にビビっているだけか。
このような陰謀論を展開する奴を指して「壺買わされそう」などと揶揄する向きもあるが、今や壺を買わされそうなのは強力な正常性バイアスのためこれに何の疑いも持てない人の方かも知れない。
というのは、日本人はずっと壺を買わされ続けてきたからである。統一教会に創価学会、カルトとズブズブの自民党政権に政治を白紙委任し、失われた30年を甘受してきた。大手メディアや政府が流す大本営発表を鵜呑みにして、綺麗に漂白された嘘を疑いもなく信じた結果、政治に活気もなく老人が牛耳り続け、既得権益ばかりがますます盤石になり、真綿で首を締めるように徐々に国全体が貧困化した。
自民党と統一教会の癒着が明るみに出た時、これが今まで一切報道されなかったその事をまず恐ろしいと思わなかったのか。今まで自分の信じていた何気ない日常が、現実の単なる仮面に過ぎなかったと分かっただろうに。
今のこの世界が、当たり前の自然状態なのではなく、誰かが今の秩序、今の勾配を維持するため不当に手を加え、調整しているものなのだと考えるのはむしろ自然な推定ではないだろうか。
“皆で作っていく民主主義”なんて現状にお墨付きを与え正当化するための単なるアリバイ作りに過ぎず、事実上の奴隷階級に当たるほとんどの大衆を黙らせ、現状に納得させるための方便に過ぎない。ゲームのルールを設定できる側が、みすみすその権利を明け渡すわけがないのだ。
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