嫌いだった作文のお題

初投稿をしてから次に何を書けばいいのか悩みに悩んだ末に、結局企画の力を借りることにしてみた。
お題は「なりたい自分」
正直この手の「将来何になりたいか」とか「未来の自分像」について書かされる作文が一番嫌いでした。だって私が知っている職業なんて本当に限られているし、将来何が起きるかわからない学生の身分で目標として一つに絞れるほどの知識も情熱も私には持ち合わせていなかった。こんなことを言って考えること自体を避けてのらりくらりと生きていたらいつの間にか大学生になっていた。社会に出るのが現実的になってきた現在、文学部とかいうどのような職に就くのかよくわからない学部で日々を送っていると、何か一つの職業に就くために大学や専門学校に行って勉強をしている人を見るといいなとさえ感じている。こんな考えの私がなりたい自分について考えるのはお門違いのように思えるが理想を言うだけはタダ!このような形で表に出したらきっと実行に移すだろうというある種の言霊信仰的なものを信じて書いていきたい。

具体的な職業については正直まだわからない。この年になってまで何を言っているのかと思われるかもしれないが、結局何年後であっても私には決められないまま就ける職についてなんとなく就いてなんとなく人生を送っていくだけなのかもしれない。強い意思や信念を持ち生きているひとにあらためて尊敬や羨望の念を感じる。

職業がむりなら生き方はどうだろう。
もっと難しい
では現状の私が生きていく上で大切にしていることは何だろう。
人道に反しない反中で何でもやってみる、自分の決断に後悔しないよう努力する、失敗ではなく成功までの途中だと思い込む、他人の言うことや行動には期待しない
聞こえのよさそうなことばかり並べて実際にこのように生きられているかといわれると微妙だが、この大切にしていることに何が足りないのだろう。このままではよくないというか改善点はあるのだろうがパッと思いつかない。そう簡単に思いつくような物ではないのだろう。もしかしたらこれを探して行くことこそが人生の主たる目的なのかも知れない。

上記のようにグダグダと語っていたが、結局私は目の前のことでいっぱいいっぱいで何もできないのかもしれない。人生はなるようにしかならないし成り行きで生きていくのが私なんだよなと思う日曜日の午後だった。


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