- 運営しているクリエイター
2020年2月の記事一覧
ラウドネス正規化の話を理解する
大前提音が良ければそれが正義です。基準に準ずるラウドネスのマスターを作れば良い音になるわけでもないし、基準値をオーバーしたら必ず音が悪くなるわけでもありません。音の良いマスターを目指して下さい。
ラウドネスがどういうものか理解がふわっとしている方は併せてこちらの記事もご覧下さい。
もう一つの前提音量がただ大きくなっても音は変わりません。ただし、人間は大きく聞こえる音の方が良い音と感じます。もし
音圧について by 上司
2010年8月、European Broadcast Union(欧州放送連合)のメンバーで構成された「PLoud」というグループが、音量統一と音量差補正を目的にラウドネス正規化を提唱しました。
(PLoud: 英語のProudと掛けた造語。音量にプライドを持つ、という意味合いを含む)
PLoudのサイトにはこう書かれています。
The switch from audio peak-norm
「現代mix考。」-Creating depth & Making 3D sound-
2023/12/05に、note公式に3740万本以上の記事の中から選ぶ「みんなが買ってよかった記事50選」に選出されました!
皆さん、ありがとうございます!
まえがき僕は、諸石政興。
マスタリングエンジニアです。
この本(note)を手にされている大多数の皆さんと同じように、僕はどこかのスタジオに就職をしたり、アシスタントをしたりしていた経験はありませんでした。
つまり、独学、取材、現場経験を