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限界を超えて成長するよりも、


わたしはすきと得意を仕事にしている。

というと聞こえが良くなり過ぎるけれど…
個人的には”仕事”とか”オンオフ”とか、その気持ちがあまりない。
仕事に着ていく服を選ぶのだって楽しいし、家に帰ってから仕事のSNSを更新したりもする。

生活の中に仕事があるというよりも、自分の延長線上に仕事があるという捉え方と言ったら良いのだろうか。

それ故に、やりたい気持ちでやり過ぎることが割とある。

楽しい、ワクワクする、自分の気持ちに正直にいると、ついつい仕事ばっかりしてしまって、気がつけば身体がぐったり、休息の時間が足りない、なんてことが結構ある。とてもありがたいことに。

それでも、やると決めたのは自分だから、できるだけ弱音を吐いたりせずに、何食わぬ顔ですすすい〜っと成果を上げて、天才だって思われたい。

けれど実際はそうじゃない。

悩んで失敗して辛くて悩んで考えて作って、なんとか形にする。
それの繰り返し。


そんなことを繰り返しているうちに、自分の限界というものがわからなくなる。

ここでいう限界は、成果物のクオリティの話ではなく、仕事量とか自分のキャパシティの話。
(作るものは自分で納得のいく素敵なものにしたい、これは絶対。)

これくらいのスケジュール感で行ったら大丈夫〜と思いきや、悩んで作り直してしているうちにどんどん時間がなくなっていく。
そんな時に限って連休だとかお客様がいつもより多くて、忙しいこともしばしば…。

もっと上手にできる人間だったらイージーに生きられたのに。

なかなかそうはいかないものだな。


病気になるほど、ひどく身体を壊したことはまだないが、心を見失っちゃって、涙が止まらなくなったことはある。

自分ではどうしようもなくなって、甘え下手ながらに、親しいひとに連絡した。

泣き言でしかないし、手伝ってもらおうなんて思ってもいなかったし、なんと言われるんだろうと思っていたら、


「やってみないとわからないことだったね」


なんてことを言われて、とても、救われた。

「頑張ってるね」とか、「頑張らなくていいよ」とか、きっと、欲しい言葉はそういうのじゃなかった。


やると決めたことをやっている、わたしをみていて欲しかっただけ。

自分を犠牲にして頑張りたいわけでもないし、頑張らなかったら永遠にできないし。
頑張るとかの話ではなかったのだと思う。


今やっていることは否定せず、
今の自分はどれくらいできるのか、次はどうすれば上手にできるのか。

自身を知ることは、怖くも、難しくもあるけれど。


わたしらしく、自分を大切にする。

限界を超えて成長していきたいというよりも、まだ見ぬ自分にワクワクしていけたらいいな。



秋は行楽シーズンで忙しいので、わたしえらい〜頑張ってる〜〜と励ましながら日々過ごしていて、思い出したゴールデンウィークの出来事でした。
ハッピー面の記事のストックがなくなった途端にダークになってしまうnote。
あと1回で週1noteの4期も終わりです。
お手柔らかに、おつきあいくださいませ。

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