ディスコン鎮魂歌
あんなに「いい奴」だったのに、どうして先に逝っちまった(ディスコン)のかを独断と偏見と風の噂を元に考えてみたい。
patagonia R2
死因 ガチ登山ではもうフリースいらない。
マイクロプラスティックの件は眉唾。
街着にはレトロX、部屋着にはシンチラスナップ、アウトドアではナノパフで決着。重くて嵩張り、風を通す割にピタピタサイズのR2の出番はどこにも無くなってしまった。ある時点の最適解ほど陳腐化し易い。 R2テックフェイス?あんなものは知らない。
Arc'teryx atom SV
死因 インサレーションモデル増えすぎ。
転生したらレベルが一つ下がっていた(AR)件。最近アークでは、中綿をヤケクソな分量をぶち込んだアウターモデルがやたら増えていてその煽りを受けてのダウングレード。5年先にいくつのモデルが生き残るか楽しみだ。
Arc'teryx veilance haden blazer
死因 indisceとのコンペに敗れた。
「いやいやウールとか…無限(インフィニウム)に勝てるとこあるの?」てな感じだったんだろう。オタクはかっこいい名前の素材が好きだからな。でも実は、この服は私が今まで所有した服で一番人から褒められた数が多い服なのよ。このブランドの唯一のモテ服を切り捨てて、オタク以外誰も褒めてくれないウェットスーツみたいな生地のジャケットやシャカシャカ生地のジャケットを選んでる所が流石というか、ホントそういうとこだぞ。
Arc'teryx veilance field IS jacket
死因 シンプルだけどミニマルじゃない。
ブランド自体が散々UNIQLOみたいと言われながらも本当に見分けが付かないモデルはしっかり消されたでござる。公式画像もGoogleにさえ出てこない。
ゴア一枚地の方だけ復活したのは、UNIQLOに似ている服が無いからですね。
まとめ
私はファッションに関してはバリバリの進歩主義者なので、ディスコンを嘆きはするがディスコンになったモデルをセカンドマーケットで買い直すのことはしない。現行品の買い増しは愛着だが、ディスコン品のそれはノスタルジーに過ぎない。
今手元にある品にきっちりとどめを差したら、新たな選択肢を探しに行こう。
おわり。
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