勉強できる環境は幸せだけれども

よく「世界には十分に勉強できない人がたくさんいるんだよ!」という話をいろんな場所から聞きますし、それをいいように利用した家族が子供に向かって「勉強しろ!」と言い、反抗してきた子供にあくまで「あなたは恵まれているんだから」というテイでそれを諭してきますよね。

確かに、世界にはそういった人がたくさんいるし、勉強できる環境が整いすぎている日本で生活を送れる私はとても幸せで恵まれている人間です。

ただ、「勉強ができる」という環境においてもそれなりに苦労はつきものじゃないですか。
シンプルに勉強が好きじゃないとか、やってもやってもテストの点数が上がらないとか、長時間勉強するのがしんどいとか、偏差値が全然上がらないとか、模試の判定が優れたものではないとか。

だからこそ「勉強したくないなぁ」という感情を抱くのに、それを「世界には十分に勉強できない子が…」云々のことを言われたって「それとこれとは違くない?」と思ってしまっても仕方がないことじゃないかな、と思います。

それを聞かされるよりは単に「勉強しろ!」と言われていた方がまだ筋が通っているような気がします。

しかし個人的に子供が一番勉強しようかな、と思えるのは家族の「勉強に関してマイナスなことを何も言われないし、プラスなことは褒めてもらえる」という姿勢だと思うので、見守ることが大切かと思います。


拙い文を、しかも超個人的意見を読んでいただき、ありがとうございました。

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