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メヘンディ

ヘンナ、ヘナ、ヒナとしても知られるメヘンディは、パキスタンの伝統的なボディアートです。 メヘンディ以外にも、マニキュア、ヘアカラー、白髪染めなどの染料として古代から使用されてきました。ヘナペーストは、乾燥したヘナの葉を粉末状にし、水やレモン汁、オイルなどと混ぜて作られます。

パキスタンの結婚式、お祭り、お祝い事、特別な行事に、女性の手足に装飾されるメヘンディについて紹介します。

パキスタンのメヘンディ

結婚式:パキスタンの結婚式にはメヘンディの儀式があります。結婚式のメインイベントの1日~2日前に行われ、花嫁だけでなく女性の家族や招待客の手足にもメヘンディを施します。

メヘンディの儀式

デザイン:メヘンディのデザインには花柄、ペイズリー、複雑な幾何学模様が含まれることが多く、時には孔雀や他の動物の描写も含まれます。

色々なデザイン

ヘナペースト:メヘンディを塗るために使用されるヘナペーストは、乾燥したヘナの葉を粉末状にし、水やレモン汁、オイルなどと混ぜて作られます。 このペーストを数時間放置すると、ヘナの葉から染料が出され、濃い染色の材料になります。

手作りのペースト
市販のペースト

塗布:ヘナペーストが完成したら、円錐形の筒に入れて、複雑なデザインを描いていきます。 塗布後は、深い色を定着させるために、ペーストを皮膚上で数時間乾燥させる必要があり、乾燥させる間は水に触れてはダメです。

塗布

発色:ヘナペーストが肌に長く放置されるほど、色は濃く発色します。 ペーストが完全に乾燥した後、優しくこすり落とします。 色は最初はオレンジ色の染みのように見えますが、1日~2日後には徐々に赤茶色または栗色の色合いに濃くなっていきます。