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どのNMN製品がいいのか

筆者は数ヶ月前NMNを試しに飲んでみたが体は元気になったものの、食欲不振が起こったため服用をやめた。ここ最近知人からよく「NMNはどの商品がお勧めなの?」と聞かれるようになった。ネット広告やYoutubeなどで宣伝が目立つようになってきているが、今日はNMN商品を選ぶ時のポイントを考えてみた。

NMNが現在証明している効力

今年臨床試験の結果が出てきて、代謝向上や体力アップが実証できている。しかしその一方でよく宣伝で見られる「若返り」はまだ実証できていない。ワシントン大学今井教授も明言しているが現在の実験では細胞レベルで若返りは実証できていない。もし買う人は細胞レベルで若返りができるとは思わないほうが良い。体力の回復や基礎代謝の向上を目的に飲むのであればお勧めはできるというレベル。最近誇大広告が増えてきた印象もあるので買う人は冷静になってほしい。

若い人には効果はない

NMNをお勧めするのは40代以降と言われている。20,30代のまだ若い健康体にNMNを飲ませても特に大きな変化はなく、何もメリットはないと言われている。若い人はあと10年は待ってみよう。10年もあれば本格的に老化を治療できる薬が実用化されている可能性が高いからだ。

NMN研究者のお勧め

NMN研究者のワシントン大学今井教授が指摘しているが、最近NMNが沢山市場に出てきているが、偽物も多い。あり得ないほど高いNMNや安すぎるNMNは要注意だとか。商品によっては不純物が混入されているといううわさもあり、安易に値段で飛びつくのは危険だと思われる。今井教授はミライラボ社のNMNを推奨している。全体的にミライラボ社のNMNは高めだが、中には1万円を切るものもある。

FDA認可製品のお勧め

もし海外製品でもよければアメリカのFDAが認可しているNMNもお勧めである。アメリカではcGMP基準(健康食品などの品質基準となるもので、100カ国以上で使用されているガイドラインでアメリカのcGMPはガイドライン量が日本の163倍ほどあり、チェック項目も多く細部にまで至ることから、世界でも群を抜いて厳しいとされている)がないと販売できない。その一方で日本のGMPはかなり緩い。日本のGMP基準は、2つの基準によって定められていて、一つは、日本健康・栄養食品協会(JHNFA)。書類審査による認定が多く任意の部分が多い。ほとんどの日本企業がこの認証機関から認証を受けている。もう1つは、サプリメントのGMP基準を独自で作った日本健康食品規格協会(JIHFS)。安全、品質管理をしており、JIHFS は、JHNFAに比べ難易度が高とされているがアメリカと比べるとかなり緩いようなので、全体的な審査基準は低めだ。






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