砂として石として
私なんか ちっぽけな一粒の砂
砂浜の一粒
私なんか 転がっているその辺の石ころ
なのに
どうして
そんなに
夢を抱くの?
ああなりたい こうしたい あんな風になりたい
なぜなの?
いつまで経っても学ばない
いつまで経っても解っちゃいない
あなたはあなた 私は私
あの人はあの人 私は私
その通り
まったくもってその通り
心の底から解っているのに
私は誰かになりたいわけじゃない
私が描く最高の私
それになりたいだけ
頑張っても頑張っても 小さな一粒
風が吹けば さらさらさらと飛ばされる
頑張っても いいこと見つけたと思っても
私はその辺の石ころ
誰かが興味を示して手にするわけでもない
靴の先に こつんと当たって遠くに飛ばされる
そしてまた その場所で夢をみる
私は誰かになりたいわけじゃない
石ころなら石ころのままでいい
砂粒なら砂粒のままでいい
砂として 石として
自分が一番いいと思える姿になりたい 作:えぬ
やってみたいことが「やってみる」に出来る仕組みが増えてきています。 わくわくは特別なことではなくて、平常になりつつあります。 あと一歩。 あと半歩かも知れません。 あなたが背中を押してくれるなら。誰かの半歩が他の誰かの背中を押します。 連鎖の中で歩んでいきたいです。