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日本一周ってどうだった?後編

こんにちは!!
前回の記事の続きを記載いたします。

◾️前回の簡単なエピソード


日本一周半年後、沖縄に入り住み込みバイトを決意。
頭おかしいやつらに囲まれ、頭おかしくなり

人生初、仕事をばっくれる。

◾️沖縄の離島を歩くことにした

精神的に追い込まれ、
住み込みの仕事を無断欠勤した後は


1ヶ月ほどゲストハウスに居させてもらいました。

ただ心として衰退もしてないけど、前進もしない。

どっちかというと仕事した時の
マイナスのところで停滞してる感じ。

居ても立っても居られなくなり

このままじゃいけない。
旅をしたい。でも本当に金ない。

ってことで。


沖縄の離島の外周を
歩いて旅することにしました\(゜∀゜)/!!



だってお金かからないじゃんwww


行く離島は、この3つ。

・宮古島
・石垣島
・与那国島

写真はイメージです



リュックの中身は

・財布、スマホ、モバイルバッテリー
・テント、アウトドアマット
・着替え2日分とアメニティ
・鍋とコップとコンロ

実際の出発の様子


未だ見たことない景色と初の徒歩旅。
不安は不思議なことになくて、
心の底からのワクワクが止まりませんでした。

そして
この徒歩旅が、
私の旅の価値観を変え、報われることになりました。 

◾️色んな人情を受け取れた旅


宮古島、石垣島は各1週間ほど。
与那国島は2日。を予定

外周を一周ぐるっと周る。
宮古島は橋で渡れる島も全部歩きました!!

もしご興味ある方は
youtubeのvlogをご覧いただければと思います!

宮古島の地図


でも全部歩いて移動できた訳じゃありません。

今までのような、孤独な旅ではありませんでした。


歩いていると色んな方に声をかけていただき、
車に乗っけていただくこともありました。


最初は歩きたいから断ることもありましたが、


『野犬がでて危ないから安全な場所まで送ってく』
『日没近いから乗っていって』
『話が聞きたいからお茶しよう』←紳士な方です


危険な場所だったり、時間を考慮して
野宿できそうな場所まで送ってくださったり、
寝床まで差し入れくださったりと


人と関わらない旅を送っていたのに
色んな方の優しさに触れることが多くなりました。

いただいた朝ごはんの差し入れ




足は日々筋肉痛。
足の裏は水脹れ、荷物で肩も腰も痛いし
身体中が悲鳴をあげてます。

でも毎日自分の足で進んで、
見れている景色が誇りに思えます。


バイクの時より関われる方の母数が多く

辛い状況に身を置くことにより
人情がとても暖かく感じました。


まあ変な人もいましたよ、もちろん笑


しかし、ここまでいろんなことを
やってもらえると戸惑いを感じます。

◾️人情を受け取ることへの戸惑い

30歳を過ぎた良い大人が
こんなに人に甘えてて良いのか。

毎日色んな人に面倒を見てもらったり
差し入れをいただいたり
ご飯をごちそうになったり

みっともないっていう気持ちが大きくなります。


物乞いをしているために旅してるわけじゃないし

普段から仲良くしている友人ならまだしも
初対面でこんなによくしていただいても

なにも返せないし、
恩を受け取ることができない。


葛藤が生まれました。



そんな中、何日か一緒に過ごしていたご夫婦と
石垣のビーチを管理するママに、
この気持ちを打ち明けました。

そんな中、3人に教わった
『情けは人のためにあらず』という言葉

「情けは人のためならず」とは,人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉です。

文化庁月報

もちろん聞いたことはあったけど、
本当の意味を3人は唱えてくださりました。 


私達はあなたからの恩返しがほしくて
あなたに情けをかけているのではない。

私たちができなかったことを
あなたがやっていて、それを応援しているだけ。

恩返しをしたいのであれば
自分の目の前に困っている人

応援したいと思う人が現れたら
その人に手を差し伸べて、背中を押してあげなさい。 

そうやって恩送って巡らせていくことが
今恩を受けているあなたの使命なのよ。

恩返しではなく、
よりよい恩送りができるように、
今は私たちから情けをかけられていて。

肩をポンポンって優しく叩かれます。

実際お世話になった方々



その時に数ヶ月前、
日本一周の旅立ちの序盤で
宿を営んでいるおじいちゃんに言われた言葉を
思い出しました。


『旅とは人の世話になること。』

お互いに散々酔っ払っていたので、
あまり詳しいことは聞けませんでしたが、笑

ここでその言葉のリンクとする。
あ、こーゆーことだったんだなあと。


3人に諭され、
ずっと旅をしながら引っ掛かっていたモヤモヤが
解消されたような気がしました。



人と交流してしすぎて疲れたのも事実。

でも正直に言うと
甘え方がわからなかった。

こーゆー旅をしていると
興味を示される方が寄ってきてくださるんですよね。

そして言葉だったり、物をいただいたり、
ごちそうしてくださったり
親切にしてくださる方が多い。


でも実際いるような

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って看板を掲げてる
物乞い旅人が大嫌いなのもあり、
(その図々しさ見習いたいわ)

そんな情を受け取ることが抵抗があったのです。


3人に諭されて変わったこと。

これから恩を送るために、
情けを受け取ることも生きる上で大事にことなんだ。

今すぐには無理でも
『与えられる人になりたい。』


そんなふわふわとした夢が1つ見つかった。


そして帰るまでは、
情けを受ける覚悟をもって旅をしよう。



すごい沖縄に来て嫌な思いもした。


だけどこの人たちに会って救われた、報われた。

この地で幸も不幸もありましたが
一番大事な経験をさせてもらいました。

◾️やっと自分らしい旅を送れた帰路


3月末、沖縄を脱出し日本列島に戻ります。

徒歩旅で野宿もだいぶ慣れ
人との関わり方も少しだけ上手くなりました。


また会おうって言ってくれた方に連絡をとって
その方の地元を案内してもらったり
美味しい幸をいただいたり。

その土地を知るという
濃い時間を取ることができました。


相変わらず人の好き嫌いは激しいし
人になにかしてもらうのは、少し抵抗はあるけども

人と関わることによって
見聞が広がり、また可能性が見つかる。


尊敬できる人もいる
また会いたい、まだ話し足りない人達との出会い。

もう2度と現れるなって人ももちろんいますよ(゚∀゚)


また金欠になったのもあり
単発バイトも取り入れながら、
人との交流を増やしました。

いちご農園バイトで住まわせてもらったなw


人との関わり、経験と新たに交えながら
旅をより良く濃くすることができました。

合わない仕事、合わない人があっても

『もう2度と会わないし』精神で
マイナスな気持ちを引きずらず
自己分析を新たに取り入れることができました。


やっと私のやりたかった旅が
できるようになったのは家に帰る2ヶ月前。笑


でも毎日が全力で爽快で楽しい!


旅の最中も、帰ってきた今でも、

人も景色も真正面から向き合うことができる。

生きる上でも軽くなりました。


なんとかなる。
なんとでもなる。



語りきらないほど
たくさん詰まった旅の思い出と景色。


この旅の中で、
実際移住地と夢は見つかったのか?
変わった心情はあるか?

また次回の記事で振り返ってみたいと思います!

ここまでご覧いただきありがとうございました!!
ではまたノ

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