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意外とかっこいい!?ミュージカル音楽

ということで(?)久々のnoteテーマはこれです。
ミュージカルの曲、クラシカルで壮大でなんか敷居が高い……みたいなイメージありませんか?問題。

実際、日本のミュージカルだと、オペラ座の怪人!レ・ミゼラブル!エリザベート!みたいな、もはやわたしはミュージカルソング聴きすぎてよくわかんないんだけど、多分聴いたら「あっなんかミュージカル的な音楽でしょ?」ってなるタイプの楽曲の作品が広く知られてる。
実際その手の音楽に興味が持てないとか、敷居が高く感じるとか、それで避けちゃう人も世の中にはいるのではないだろうか。

でも実は、普段みんなが聴いてるようなポップスやロックみたいな、聴きやすくてかっこいい音楽がたくさんある。
そういうナンバーを今日はご紹介したい。

Waving Through a Window

ブロードウェイミュージカル「DEAR EVAN HANSEN」より。

「ラ・ラ・ランド」の音楽と同じ2人が作詞作曲をしたこの作品…(だったはず)。
去年のトニー賞(ミュージカル・演劇界におけるアカデミー賞のようなもの)で作品賞(とその他何冠か)をとった作品の1番のビッグナンバーで、もう日本国内のミュージカル俳優たちがこぞってライブで歌い観客は湧くような人気ナンバーに躍り出た。

メロディアスロック?とか、そっち系の音楽。
普通にかっこいい。歌っているBen Plattの歌声も素晴らしい一曲です。
早くわたしの推しはこれを歌ってください。

That's What He Said

ミュージカル「パレード」より
ジェイソン・ロバート・ブラウン作曲

はちゃめちゃにかっこいい!
黒人音楽的なジャジーな雰囲気で、とにかくかっこいい。

ちなみに内容は"13歳の女の子を殺した"という冤罪で主人公が裁判にかけられたとき、法廷で証言する黒人男性の歌だ。
昨年日本版が上演された際は、坂元健児さんがこの役をやって、そこでの歌唱もはちゃめちゃによかった。 

実際の冤罪事件を元に制作されたこのミュージカル。
内容はとてもつらい感じのミュージカルなんだけど、再演の際は是非観てほしい作品だ。
このナンバーを歌う役も、物語の上では出てこないが、調べるといろいろあるのでそこを含めてこの役を観るとゾクッとする。

I'm Alive

ミュージカル「Next to Normal」より

ダイジェスト版を一回観たきりの作品なんだけど、この曲が最高にかっこいい。
内容としては、幼い息子を過去に亡くしている家族で、お母さんはずっと息子が「見えていて」、時間と共に成長していく…みたいな、精神疾患と家族関係、夫婦関係、親子関係……あたりがテーマの作品で、これはその亡くなったけど成長している息子が歌う曲だ。

まあ歌詞も英語でぱっと聴いて意味が分からないと思うので、普通に曲を聴いてみてほしい。普通にかっこいいから。

まとめ

以上、曲がかっこいいミュージカルソングでした。
この三つは本当にかっこいいー!!!

その他有名作品だと「RENT」の「Seasons of Love」とか、かっこいいし有名だから聞いたことがある人も多いかもしれない。

三作品とも、本編を日本で観られる日がいつくるかはわからないが、機会があれば音楽だけでもぜひ。

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